2015年は、結婚、退職、ニューヨークへ引っ越し、ライターとしてデビュー…という転機の年だった。
2016年は、悩んで、もがいて、とにかく色んなことに挑戦する年だった。
▼2016年の振り返りブログ
https://ameblo.jp/samechoco/entry-12233594816.html
そして今年2017年は、試行錯誤しながらも一筋の光が見えて、その方向に向かって突き進む年だった。
今年も山あり谷あり、色々なことがありました。
この振り返りブログでは、
私にとって今年一番のビックニュースを書いていこうと思います。
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学生時代から、
「1度きりの人生なのだから、
誰か一人でも多くの人の人生を
よりよいモノに変えるキッカケを作れるような仕事がしたい」
そう思っていました。
幸い、新卒で入社した会社では、そういうお仕事に携わることができました。
でも、2015年に主人のニューヨーク転勤で7年勤めた会社を退職。
その後ニューヨークに移り住んでからは、ご縁あってライターとしてデビューし、様々なタイプの記事を書きました。
書くことは子供の頃から大好きなことだったので、嬉しかった反面、
「主人は転勤族だから、数年おきに住む場所も変わるし、これから出産や子育てなどのライフイベントも来る。場所と時間を選ばずに、私が情熱を傾けられることで、誰かの人生をよりよくする仕事って何だろう」
「今、私が書いている文章は、読んだ人の人生を少しでもいい方向に動かしているのだろうか」
と悩み始めました。
そんな時に出会ったのが、インタビュー記事の執筆でした。
インタビューさせていただいた方々の、人生観や、働き方に関するお話を聞かせていただくことは、すごくエキサイティングだったし、
私自身、人生を変える学びが沢山ありました。
「この話を、今こんなことで悩んでいる読者さんに届けたい!」
毎回そんな想いで書きました。
すると、届けたい人にはちゃんと届いていて、
それを読んだ友人・知人だけでなく、
まったく知らない読者さんからも、
「今、欲しかった答えがこの記事に書かれていました。ありがとうございました!」
「読んでいて涙が出ました。素晴らしい記事を書いてくださり、感謝です!」
というような、温かいメッセージをいただくように。
「インタビュー記事を書く仕事は、私が情熱をかけてできる大好きなことで、誰かのためになっているんだ。
その人の人生を少しでもいい方向に動かしているんだ。」
そう思ったら、「この仕事をもっと極めたい!」と考えるようになりました。
そこで、どうやったらもっとスキルアップできるか調べていると。。。
私が大好きな、各界のトップランナーのインタビュー集「プロ論」を書いた、上阪徹さんというライターさんが、ある講座を開催するという情報を見つけました。
それが、上阪徹のブックライター塾です。
実は世の中のビジネス書や実用書の約9割が、著者ではなく、ライターが著者に数時間インタビューをして書いているのだとか。
なぜなら著者は、その分野で第一線で活躍している人がほとんど。
本業だけでも忙しいので、本を丸々一冊書く時間がない。
また本を書くとなると約10万文字ほど書かなければならない。
普段そんな長い文章を書いていない人が本を書くとなると、相当な労力を要する。
だから、ブックライターと呼ばれるライターが、著者にインタビューをして、代わりに本を書いているのだそうです。
その話を聞いた時に、
「インタビューをすることも、文章を書くことも、本を読むことも大好き!私がやりたいことは、これかも!」
と思い、日本に帰国し上阪さんの元で学びたいと考えました。
でも、塾を受けるためには、
受講費用や、飛行機代、日本での滞在費など、もろもろ費用がかかる。
さらに、講座は1ヶ月半。
今年は主人が試験勉強で忙しい中、1ヶ月半も彼を置いて帰国しなければならない。
主人も最初は、この塾を受けるために日本へ帰国することを、反対していました。
しかし、何度も話し合いを続け、時には喧嘩をし、なんとか帰国を許してくれて、受講することができました。
この記事を読んだ方の中には、
「旦那さんの仕事でニューヨークに来ているんだし、試験勉強で大変な時なら尚更、旦那さんをサポートすべきなのでは?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、そうかもしれません。
でも、主人が海外で自分の夢を次々と実現し、活躍しているのと同じように、
私も一人の女性として、社会人として、もっと成長したいし、世の中に貢献していきたい。
そのためにも、次の転勤が決まる前に、子供を産む前に、今挑戦したいと思ったのです。
この時の判断は、間違っていなかったと思います。
日本に帰国し、憧れの上阪さんの元でライターの技術だけでなく、生き方や働き方まで学ばせていただきました。
そして、せっかく1ヶ月半も日本にいるのだからと、お会いたいと思っていた20人の素敵な方々にインタビューをし、記事を書かせていただきました。
▼これまで書いた、インタビュー記事一覧
https://sameko.themedia.jp/posts/categories/302207/page/1?type=grid
そして、そして、
夢だったブックライターの仕事も決まりました!!!
まだ詳細は書けないのですが、来年の夏に出版予定の本を今書いています。
初めてのブックライティングなので、ドキドキですが、
読んでくださる読者のために、
読者の人生を、少しでもよりよいモノに変えるキッカケとなる本を書けるよう、頑張ります!
今振り返ってみて、
あの時、思い切って日本に帰国してよかったなと思っています。
そして最終的に、応援してくれた主人に深く深く感謝しています。
この帰国を機に、主人との仲もより一層深まりました。
これまで以上に、お互いの目指していきたい方向性や価値観を共有するようになり、感謝し合うようになりました。
今は、お互いの夢を応援する、世界で一番のパートナーです。
主人も試験勉強で大変なこともありましたが、今は目標とした点数を超えることができ、気持ち良く新年を迎えられそうです。
2018年は、これまで以上に大きな変化がある年になりそうで、今からワクワクしています。
来年の今頃、1年を振り返る時に、
「あの時の私の判断は正しかった。今年も頑張った!」
と言えるような1年にしていきたいです。
それでは、2017年に私と関わってくださった皆さま、本当にありがとうございました!
そして、身近で一番支えてくれた主人や、遠くで暮らしているけれど、いつも私のことを気にかけてくれる両親や弟夫婦、ありがとう!
最後に、このブログを読んでくださった全ての皆さまに感謝します。
2018年も、どうぞよろしくお願いいたします!