「友達がいなくて寂しいなら、
自分でそういう場を作っちゃえ!」
私と母は、全く同じ思考だったんだと、
最近気づきました。
母は結婚を機に、好きな仕事を辞め
見知らぬ土地である福島に、移り住みました。
知り合いも友達もいないし、
両親も近くにいない。
さらに当時、赤ちゃんだった私は
人見知りが激しくて、
どこに行っても大泣きするので、
外出もなかなか出来ない。
初めての子育てということもあり、
孤独を感じていたそうです。
でも母は
「このまま鬱々と過ごしてはダメだ!友達を作るために、同世代のママサークルを作ろう」と思い立ち、
SNSがない時代、手作りのチラシを配り『マミーズサークル』を立ち上げました。
すると地元の新聞から取材が入り、話題に。
さらに母は、新聞で子育てコラムを書くようになったのです。
不思議なもので、
私も今、夫の仕事の都合で
好きな仕事を辞め、
誰も知り合いのいない街で
同世代の女性のコミュニティ
『ニューヨーク女子部』を立ち上げ、
NYの新聞でコラムを書いています。
▲ニューヨークの新聞コラム
母から当時の写真や、
新聞の記事を見せてもらい、
親子って、姿形だけじゃなく、
性格まで似てしまうんだなぁ。
DNAってちゃんと受け継いでいるんだなぁ。
と、不思議な気持ちになるとともに、
なんだか嬉しくなりました。
そして母が書いた新聞記事を読んで、
色々な葛藤があった中、
私を育ててくれたことに、感謝の気持ちでいっぱいになり、涙が溢れました。
そんなDNAを受け継ぎ、
去年の5月に立ち上げた
ニューヨーク女子部も、もうすぐ一周年。
5/27(土)には一周年記念イベントを開催します。
https://ny-joshibu.themedia.jp/posts/2302729
日本とは違い、1年に10日しか祝日がないアメリカ事情を知らず、3連休中に開催するので、参加が難しい方も沢山いるかと思います。
それでも、ニューヨーク在住女性の輪が、広がったらいいなぁと思って企画しているので、ご興味ある方はぜひ。