ニューヨークの夏は、
毎日いろんな所でイベントが開催されています。
先日は公園でタンゴのダンス大会が行われていて、ぼーっと見ていたら
知らない男性から「一緒に踊ろう」と声をかけられました。
「私、フラダンスしか踊れないの(←実はOL時代、ちょっと習っていた笑)」
と謎な断り方をした所、その流れで世間話をすることに。
彼はインド出身とのことだったので
「私、昔インド行ったことがあるよ。」
と言ったら
「どこに行ったの?」
と聞かれ
「うーん、名前忘れちゃった、白い綺麗なお城に行ったよ」
と答えた所
「もしかして、タージマハルのこと?タージマハルはお城じゃなくてお墓だよ。」
と訂正されました

は。。。恥ずかしい。
お墓とお城って、全然違うじゃん!!
昔歴史の授業で習ったし、
ていうか実際タージマハルに行ったのに、名前から用途まで何から何まで忘れすぎだろ!!と自分を恥じていると
「あれは王様がお妃様の為に立てたお墓なんだ。でもその王様はお妃様が亡くなった後、何十人も妻を持ったんだ」
とプチ知識まで教えてくれました。
彼は1年前にニューヨークに来たそうで、今は携帯の会社に勤めているのだとか。
あまりにも流暢に英語を話すので
「英語ペラペラだね。どうやって英語を勉強したの?」
と聞いた所、
インドも日本と同じで
学校では英語の読み書きは教えてくれるけれどヒアリングとスピーキングの機会はあまりなく、インドに住んでいた時は全く話せなかったそう。
でもニューヨークに来て、1年間たくさんの人と話したら上手くなったのだとか。
「だから君もニューヨークで色んな人と英語で話せば、すぐに上達するよ。」
とアドバイスしてくれました。
ニューヨークは世界中から人が集まる街だから
私のように英語が第二外国語という人がたくさんいます。
そのインド人と話をして
「母国にいた時は英語が話せなかった人も、みんなそうやって努力して話せるようになっていくんだ」
と思ったら
なんだかやる気が湧いてきました!
私も英語の勉強、引き続き頑張ろう

――――――――――――――――――
【掲載情報】
ニューヨークの新聞などでコラムを書いてます。その他、雑誌やウェブでの掲載情報はこちら