戦後70年目。平和と愛と希望のアート

ニューヨークの街はアートで溢れてる。

ギャラリーや美術館に行かなくても、

街を歩いていると、突然ステキなアートに出会ったりする。

こちらはタイムズスクエアに突如現れた、キスするカップルのアート。

なんで急にこんなアートが現れたのだろうと、前を通る度に不思議に思っていたのですが、先日やっと意味が分かりました。

それは、

70年前に第二次世界大戦が終結した際、

タイムズスクエアで

水平帽の男性が看護師にキスをした写真が世界的に有名だった事から、8/14に「平和と愛と希望」をテーマにイベントを行う為だったのです。

当時の写真が、これ。

今年は戦後70年後という節目でもあるので、

8/14のイベント当日は配られるバラと水平帽を求めて、多くのカップルがタイムズスクエアに列をなしたそう。

司会者の合図と共に、約100組のカップルがパートナーに、70年前と同様に愛を誓い合いました。

参加したハネムーン中のイタリア人夫妻は「情熱的なイベントに参加することが出来て光栄だ」と話したそうです。

70年前のカップル達は終戦の知らせを受けて、「これでやっと愛する人と一緒に安心して暮らせるんだ」って、これ以上ないぐらい嬉しかっただろうな。

戦争って、愛する人達をバラバラにしてしまう恐ろしいもの。

今回のイベントを通してアートは、

「もう絶対に戦争を繰り返しちゃいけないんだ」って事を

こんなにもハートフルに表現するツールにもなるのか！アートってすごいなぁと改めて思いました。

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