帰りも、またトロッコ道を歩いていると








鹿ちゃんに再会。
この日、2回目。
ラッキー!










しかも、めっちゃ近い。
屋久鹿は、
人間を全然怖がらない、人懐っこい動物なのでした。




そうこうしているうちに、
雄叫びのような奇声が聞こえてきて






ワッサワッサいってる近くの木を見たら・・・
そこには屋久島猿が!!!


ビックリ。
半径1メートル以内に鹿と猿。


鹿と猿のコラボレーション!!!








しかも、毛づくろいしている猿達も!
可愛すぎる!


毛づくろいって、猿のコミュニケーションらしい。
猿界での、銭湯で背中を流し合う的な感じなんだろうか。



「雨降ってたのにものすごい晴れるし、
鹿も猿も見れるなんて、本当にラッキーガールだね」とガイドさん。
えへへ。





今朝は雨で濁流だった川も







この通り。
透き通るようなエメラルドグリーン。
夏だったら、飛び込みたい。







帰り道はこんな感じで、ガイドさんとおしゃべりしながら歩いて
約10時間の登山、終了。

疲れた顔で、パチリ。

もちろん、、疲労困憊ゆえ、
帰りのバスは、爆睡でした。




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いつのまにか、4/22の誕生日に屋久島に行ってから、
かれこれ3ヶ月。
今でも、屋久島は素敵な所だったなぁと思う。



中学の時、国語の授業で


芭蕉は、
松島のあまりの素晴らしさに
「松島や ああ松島や 松島や」
と詠んだ。

と習ったけど。
(ちなみに今は、「実は芭蕉は詠んでませんでした説」が有力らしいです)



私も、
屋久島のあまりの素晴らしさに

「屋久島や ああ屋久島や 屋久島や」


と詠みたくなるぐらい
素敵な所でした。




屋久島は、呼ばれた人しか行けないらしい。



これまで、ずーっと
「屋久島行きたい!」
って思ってたのに、
何かしら都合が悪くてことごとく断念してきた。



なのに今回は、



うー。今年は彼氏なしの誕生日かー。
ちょうど金曜だし、一人で粛々と花金過ごすの、嫌だーどうしよー。



。。。じゃあ、屋久島行くしかないじゃん!



という非常に安易な思いつきから始まった。




すぐに、いろいろ調べていったら、


有給一日とれば行ける!
マイルたまってたから、飛行機タダで乗れる!
屋久島の気候も落ち着いてる時期だ!
宿も船も飛行機も予約とれた!



と、なんだか都合よく、さくさく進むもんだから、



「これは、屋久島が私を呼んでるんだ!!」



と勝手に思い込んでしまい、
行ってしまった。



行ったら行ったで、
泊まった民宿のおじちゃん、おばちゃんがいい人で、
たまたま泊まってた旅人や、近所の方々に声をかけ、
私の誕生日を祝う会を開いてくれた。
さらに、ホールのケーキやお酒やご飯をふるまってもらったという。
ありがたや。



メインの縄文杉登山では
「屋久島は月に35日雨が降る」
と例えられるぐらい、雨が降る所にも関わらず、


まさかのピーカン照り。
しかも鹿や毛づくろいしてる猿にまで、遭遇。
ありがたや。



なんか。。。なんか。。。




屋久島に呼ばれてるし、
祝福されてるような気さえしてしまった!
(すいません、勘違いです笑)



この大震災や部署異動や、
謎の2011年の予感やら、別れやら、
私をとりまく、いろんな要因が重なり絡み合ってるんだろうけど、
屋久島から帰ってきて、価値観がガラっと変わった気もする。



とてつもない生命力がみなぎりまくりの
雄大な大自然に身を置いたら、
人工的で、利己的で、効率ばっかり求めるコトやモノが、嫌になった。



本来の人間らしい、原点に帰らなきゃいけない気がした。



これは、アウストラロピテクスとか北京原人とかネアンデルタール人とか
野生に戻れっていうのではなく、
自然を大切に、人との和を大切に、
自分のことばっかりじゃなくて、
周りの大切なことを考えよう。共存しよう!みたいな人間らしさ。


三食ソイジョイ女の私が
体と地球に優しいマクロビに出会ってハマったのも、
屋久島から帰ってきてからだし。



そう考えると、
屋久島パワー、パないっす!
屋久島は、また行く場所なんだろうな。



次回はいつ屋久島に呼ばれるのでしょう。