この本、大好き。
ざっくり一言でいうと
消費者が変わったんだから、広告も変わらなきゃ!
っていう内容が書かれている。
インターネットが一般化して
消費者が商品を検索して比較したり、さらに自らが発信者となり、
情報をシェアする。
広告を信じなくなった、
疑い深い消費者、誕生。
さらに、DSやらネットやらケータイやらバイトやら・・・
と十数年前より楽しみの選択肢も増え
茶の間で家族みんなでTVを囲むなんてことが減った。
CMなどが届きにくくなった。
不況も手伝って、広告業界暗い雰囲気漂っていますけど、
この本読むと、
逆にもっともっと広告の可能性を感じる。
例えば・・・
①メディアじゃないものをメディアに
情報が10年前の600倍って増えて情報洪水だから、
普通の広告をスルーしがち。
だからこそ、広告に出会うとは思っていなかった
ターゲットの生活の中にある場所に突然メッセージがあれば
認知に非常に効く。
(例)ターゲットがギャルであればマルキューのトイレの鏡、など。
メディアじゃないものをメディアに・・・って、それを考えるのって難しいけど楽しい。
②クチコミを利用
疑い深い消費者を逆に仲間にしちゃおう
参加させちゃおう!
③エンターテイメントで待ち伏せする
広告をスルーしてしまう消費者も
わざわざ見に来るような、エンターテイメントにする。
私、これ大好き→シャネル
その商品を伝えてもらいたがっている人のことをもっと考えなきゃいけない。
もっとコミュニケーションデザインをしなければいけない。
大変だけど、その商品と出会えて、その人の人生が少しでも豊かになるのだったら
それってすごく素敵なこと。
ますます広告の可能性を感じる
今日このごろ。