金閣寺。




清水寺。



母と。




3月の連休、母と京都に行って来た。






母は昔から



「いつか娘と二人で京都に行きたい」



と言っていた。

だから私は学生の頃から、

「社会人になったら、自分が稼いだお金で母を京都に連れて行こう!!」


と心に決めていた。





もともと

うちの家族は母以外、みんなプラプラしている。




我が家の大黒柱、父太一は

休みがあれば、貪欲にプラプラしている。


休日父は失踪するのだ。


山だ、マラソンだ、

冬休みには毎年青森から歩いて南下する。

(毎年歩き続け、今年京都までたどり着いた。)

挙句の果てにヘソクリを貯め、ヒマラヤ山脈まで行ってしまったこともある。




私も学生時代、バイトをしては海外へプラプラ逃亡していた。

「親が稼いだお金で大学に行ってるのに勉強もしないで、バイトばっかり。

しかもそのお金で海外にたくさん行って、遊びほうけてるんだから!!

お金をドブに捨てているみたいだわ!!」


とよく叱られた。



弟も私に連れられ、海外に行ったり、

プラ~っと国内一人旅に出かけたりしている。

この前は広島や岡山にぷら~と旅立ったそうだ。



そんな家族の中、母だけは違った。


母は常に

「家族を第一優先」

に考える人なので、自分の娯楽の為に

家を空ける姿を、私は一度も見たことがない。



「お友達と温泉行っていくるね~♪

ご飯はチンして食べてね♪♪」

こんな会話、世の中では

よく聞くけど、うちの母は皆無。




例え、

娘と息子が心配で東京へ来て、家を空ける際も



きちん朝昼晩と父の食事の準備をし、

「これはこうやって食べてね」と細々メモを残し、

家を出る。



にも関わらず

「お父さん、雨戸きちんと閉めたかしら」

などとしょっちゅう心配をしているぐらいだ。




なので、今回京都旅行は

母に純粋に楽しんでほしい。

いつも家族のことばっかり考えてくれているから

母の娯楽の為だけに、時間を使ってほしい。

と思って、この京都旅行を企画した。




そんな京都旅行~母と娘の二人旅~

京都は素敵な所でした。

素敵な思い出ができました。

GW中にみなさんにお伝えできればと思います☆