8月18日(土) 6日目。
早朝4時。
カラスのけたたましい鳴き声で目覚める。
テントから出ると大量のカラスの群れ。
流しに残っているご飯つぶを食べていた。
「カァカァ」とけたたましく鳴き、次々と仲間を呼ぶ。
「ここに食べるものがあるぞー!」とカラス語で騒いでいるのか。
散々騒ぎ、
私たちの貴重な睡眠時間を奪い、しかも朝の目覚めを不快にしただけではなく、
袋に入れてあった、我が家のかりんとうを盗もうとしていた。
弟が必死でカラスを追い払う姿を見て確信した。
「ホッケの犯人はアイツらだ!!!!」
その後もいろんな所からカラスの被害にあった声を聞いた。
利尻で出会ったさわやかカップルも同じキャンプ場に泊まっていて、
ちょうど目を離した隙に、おばあちゃんへお土産に買ったコンブとイカめし、さらにレトルトカレーまでカラスに盗まれたそう。
カラスは賢い。
人間の泥棒よりよっぽど巧妙である。