今回は、いまだにスッキリしない働き方改革について書こうと思います。

働き方改革によって、「残業をしない」や「有給休暇をとる」ように上層部から言われるようになったと思います。

その一方で、「売り上げは落とすな」「ノルマは変わらない」ということも言われているため、現場は働けないのに働かなければならないという矛盾した環境で疲弊していっていませんか?

経営者はまず、簡単な算数を考えるべきです。

今まで残業込みで1日10時間働いて100の仕事ができていたとしたら、残業なしの8時間になれば80の仕事しかできません。

単純にそれだけ会社の売上は落ちる意識を持ってください。

ただし、ここには人件費や光熱費などがかからなくなるため、利益でみればそこまで落ちないかもしれません。

このような話をすると「短くなった分集中すれば今までの量仕事できるはず」「働き方改革とは従業員が効率よく働くように変わっていくこと」のように言われることがあります。

それがはじめからできていれば、皆時間内に帰れています。
それが出来ないから今があるのです。

もう一度言います。

それができないから今があるのです。

従業員に過剰な期待はせず、現実をみてください。
その過剰な期待は、従業員の心を蝕んでいきます。
そうなるとどうでしょうか?
今まで頑張って会社のために働いてきた従業員が辞めていくようなことにならないでしょうか?
私なら辞めたくなります。
「短い時間でもっと成果を出せ」これは今までのその人の頑張りをないがしろにしている発言ではないでしょうか?

最近の若い人は特に承認欲求が高いと思います。会社からも頑張っていると認められれば、長く続くようになり、能力も上がって「短い時間でより売上を出せる」ようになると思っています。

経営者の皆さんには是非、「働き方改革をすれば売り上げが落ちて当然である。が、従業員の健康のため、モチベーションのためにも長い目でみればこの改革は必要なものである。」という意識を持ってもらえたらと思います。

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