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『疲れた日々に活力を…体と心を元気にする休憩所』

『日々のお仕事や生活に疲れてはいませんか?
 このブログでは食事、その他の様々な”元気のヒント”や"癒し"をご紹介しています。
 このブログの動画を見て、明日への活力にしてください。』

風邪
風邪を例に、自然医食、現代医療の特徴を見てみました。

今回の参照本:
サプリメントの正体 [ 田村忠司 ]
価格: 1,512円 レビュー評価:4.08 レビュー数:12
田村忠司 東洋経済新報社発行年月:2013年09月20日 予約締切日:2013年09月19日 ページ数:221p サイズ:単行本 ISBN:9784492223338 田村忠司(タムラタダシ)1965年生まれ。富山県出身。1988年東京大学工学部産業機械工学科卒業。同年、株式会社リクルートに入社。10年間にわたり、通信事業を中心に経営戦略、新規事業立案、マーケティング戦略立案に従事。1998年「日本老化制御研究所」を擁する日研フード株式会社に入社。取締役経営企画室長、サプリメントの製造子会社の代表取締役社長として活動。2006年「医療従事者が自信を持って使えるサプリメントを提供してほしい」とい
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クスリをいっさい使わないで病気を治す本〔改訂新版〕 [ 森下敬一 ]
価格: 575円 レビュー評価:4.27 レビュー数:15
知的生きかた文庫 森下敬一 三笠書房発行年月:2005年07月 ページ数:268p サイズ:文庫 ISBN:9784837974987 森下敬一(モリシタケイイチ)医学博士。1950年東京医科大学卒業。お茶の水クリニック院長、国際自然医学会会長、中国・瀋陽薬科大学客員教授、吉林省気功保健研究所客員教授(名誉所長)、グルジア・トビリシ国立医科大学名誉教授、旧ソ連グルジア・アプハジア・アルメニア各長寿学会名誉会員。新しい血液生理学を土台にした自然医学を提唱し、国際的評価を得ている。慢性病、難病に苦しむ数多くの人々を根治させた実績をもつ、わが国自然医学の最高権威(本データはこの書籍が刊行された当時に
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「野草茶で美しく健康になる法」森下敬一監修 株式会社ペガサス(昭和58年刊)
「薬にかわる食べ物」森下敬一監修 株式会社ペガサス(昭和56年刊)

ところで要点ですが、

*自然医食:原因となる要因を食事、薬草茶、(サプリメント)で取り除く。
*現代医療:目に見える症状をたたくが、原因は放置。

私は個人的に、長い目でみると自然医食のほうが良いと思いました。

以下に内容を列挙しました。ご覧ください。


●自然医食から見た見解●
食費は高くなるかもしれないが、原因をつぶすので一度治ると症状は再発しにくい。
業者の金儲けの対象としては適さない分野。

<原因>
血液の汚れ→腸内ウイルス発生→腸機能低下→自律神経、内分泌機能のアンバランス

↑ この流れは、風邪だけでなく全ての病気に共通する。

腸内の乳酸菌などの有益菌の優位のバランスが崩れて、病的バクテリアの増殖が盛んになり、それがウイルスに姿を変えて血液中に入り全身を巡り、肝臓、腎臓などの臓器器官に障害を起こしたり、上気道の粘膜が弱っている人(血液の汚れによる自律神経、内分泌機能がアンバランスになり、粘膜組織が非常にひ弱になる)は、そこの炎症が目立つことになる。それを風邪と呼んでいる。

*動物性たんぱく質の食品の摂取:
肉、卵、牛乳などの動蛋食品は、腸内でスムーズに消化されず、腸にへばりついた宿便になり、異常発酵して病的ウイルスを発生させる。

*精白食品の摂取:
極度のミネラル欠乏食。腸の消化機能を減弱させ、腸内の有害物質を血液中に素通ししてしまう。

<対策>
腸機能を正常に戻す。
・ビタミン、ミネラルを含む玄米・菜食にする(玄米、野菜、海藻、小魚介類)。
・腸内の有用細菌を増やすため、味噌、納豆など本物の発酵食品を摂る。
※味噌汁には、春菊(シュンギク)、ネギ、豆腐を具にすると風邪の治りは早い
 と書かれている。

風邪の場合、
<玄米の副食>
・レンコン:老廃物を排泄する利尿作用=血液浄化、内臓活動活発化
・ギンナン:強壮、強精効果。肺の働きを強める。保湿作用
・シュンギク:葉緑素を豊富に含む。腸の機能を活発化=老廃物排泄、
       解毒。ビタミンA,Cが豊富
・ネギ:食品添加物を摂っているとビタミンB1が不足しがち。
    ネギのにおいの部分の硫化アリルはビタミンB1の効果を高める。
    ネギはビタミンAの多い緑の部分も摂ると良い。
・ダイコンおろし:消化を助けるジアスターゼ、グリコシダーゼのような酵素をふくむ。
         皮には、毛細血管を強化するビタミンP、カルシウム、ビタミンCが
         多い、また、葉にもビタミン、鉄、カルシウムを含むので、
         それらを捨てずに利用すべきとのこと。         
・ショウガ:においの部分は、血管を拡張して血液循環を良くし、胃腸を暖めるため、
      消化液の分泌を高め蠕動(ぜんどう)を活発にする。発汗剤でもある。

<薬草茶>
全般的な特徴は、ビタミン、ミネラルを含む。

・オオバコ茶:呼吸運動をスムーズにする。肉食による尿酸の排泄を促す利尿作用、血液浄化。

その他、整腸効果の高い以下の3種も効果的。
・クコ:毛細血管の老化を防ぐルチン、ビタミンB1・B2・B1・Cの含有量多い。
    アミノ酸、ミネラルも豊富。
・甘草:肝機能強化。解毒作用。腫瘍発生の抑制。脱コレステロール。動脈硬化予防、その他。
・ヨモギ:保温作用。ビタミン、ミネラル豊富=血液浄化作用。


●現代医療から見た見解●
効果があるビタミンを個別に、サプリメントとして買わせる。
原因をつぶさないので、症状は何回も再発する。それで、業者はサプリメントの利用者をお客としてずっとつなぎとめることができる。

<原因>
体内に入ったウイルスが増殖。
(なぜの部分に踏み込んでいない)

<対策>
・ウイルスを退治する免疫細胞の働き促進するビタミンA・C・Eを摂ると良い。
・ビタミンDはインフルエンザ予防に効果的。
 (ビタミンDは太陽に当たる、または、シラス、シャケを食べるなどして摂ることも可能)

以上を見ますと、自然医食は原因の要素をつぶしていく内容ですが、現代医療は現象をたたきますが原因には触れていないことが分かります。体に良いという意味では、自然医食に軍配があがると思うのですが、皆さんはどう思われたでしょうか。

内容が途中で切れたようになってしまい、読みづらいかもしれませんが 
ご参考までに!