かなり、意識をしたつくり。映像は相変わらず映画っぽさや質感ともにいい感じ。
当初の「子役頼み」の心配はある面、心配した通り、母子家庭を描いているから必然なのかもしれないが、子役というより、子供が泣かせる。陸のブン探しは、良かった。小さな子供は本当に純粋だ。その純粋さが丁寧に表現できていた。ただ、飼い主の子供があそこまでドライに割り切れるだろうか。新しい犬を買ったら、ブンを忘れるだろうか。純粋なのは陸だけではない。子供は基本的に皆純粋だ。

このドラマ徐々に辛くなってきた。信が死ななければならなかった過程は悲惨すぎる。栞を責めることもつらい。何よりも小春の病気は余計ではないだろうか。もっと、普通の母子家庭でも十分に良いドラマはつくれると思う。
妙な設定に懲りすぎていないだろうか。Motherは誘拐という特異な設定だったが、それはドラマの核であり、必然だった。そのほかは特異なものはほとんどなかった。ただ、Motherの最終回は放送されたものよりも自分が予想したもののほうが良かったとは今でも思っている。

この先、信がしななければならなかった過程、小春の病気が、このドラマとしての必然になるか楽しみではある。
賞狙い、Motherの二匹目のドジョウにならないことを切に祈ります。