Mother 最終話

毎回涙を誘う構成とは打って変わって、静かな、しっとりとした最終回。「自分で帰れるよ」と継美の方から離れていくのは予想を超えていました。そのあと、奈緒を継美を呼び止め・・・二人は好きなものを互いに言い合う。それは、つらいこと、悲しいことを忘れるための「好きなものノート」とは全然違うこと。(最終話後の書き込みを準備していたのですが・・・。)
奈緒の方から継美に会いに行き、奈緒の方から分かれて欲しかったけれど、こういう終わり方もありだなと思いました。ただ、このドラマに魅了された多くの人の誰もが受け入れられる最大公約数的な最終話にしたんだなとも思っています。(最後の、飲み物であるクリームソーダを挟んで手を重ねあうシーンはサービス映像ですね。)

この最終話も多くの方の反応が好意的のようでしたし、ドラマ全体としてはとても良い作品でした。
美しい映像。一つ一つのシーンが意味を持ち、丁寧なつくり。完璧ともいえるキャスティング。予想を綺麗に裏切ってくれる展開。毎回、楽しみに、かつ、ハラハラしながら視ることができました。

視聴率があまり伸びないのは、視聴者を選ぶ作品だったからではないでしょうか。少なくとも子供には理解不能の内容だし、第1話の冒頭のシーンがちょっと・・・。他のブログなどへの書き込みを呼んでいるとこのドラマに魅了されたは、しっかりとした文章を書くことができる人が多いような気がします。





最終回になって、憤りとまではいきませんが、何で?何?というところが・・・
① これまで、このドラマはCMの入り方が良いと思っていましたが、最終話に限ってはドラマを断ち切るような入り方。
② 最終話の予告にあったシーンって最終話にあった?(確認しようと思って日テレHPを見たら、既に見ることができない状態)
③ 第10話の最後のシーンは単に継美が奈緒のことを忘れていないということだけのため?
④ 30年前に家に火を付けたのは奈緒だったというのは要らないんじゃない?葉菜が奈緒の罪をかぶったのは親として当然だと思うけれど、そうしてまで護り抜いた奈緒の犯罪(誘拐)を安易に受け入れ、さらに罪を重ねる(戸籍偽造)ようなことをするだろうか?
⑤ 芽衣のところに婚約者が戻るのに、仁美は放ったらかし?奈緒自身、憎んできた生みの親を慕うようになったのに、仁美のことは何も考えないの。仁美役に尾野真千子を起用したのは第8話のためだけ?

書いているうちに他にも頭に浮かんできていますが、せっかくの歴史に残る名作が台無しになるのでここまで。