COP15は予想どおり残念な結果に終わりました。
環境関係のマルチの国際会議は、美しい傘の下で各国のエゴがぶつかり合うのでとても醜いものです。

COP15の失敗は特に誰が犯人というわけではないと思いますが、個人的には中国の醜さが気に障ります。GDP世界第2位の国が開発途上国の代表というのは理解できません。
中国漢民族は中華人民共和国の名のとおり、世界一の自己中ですが、今回のような場面では開発途上国、経済関係の会議では経済大国として振舞います。

IMFの2008年の数値で中国の一人当たりGDPは3,315ドル(世界108位)、日本は、38,559ドル(世界23位)
中国の人口13億人のうち、大部分は基本的人権はなく、少数民族も中国共産党に貢献のある一部を除き虐げられ、牛馬のような扱いを受けている。12億人の漢族からすれば、全体でも1億人しかいない55の少数民族は少数かもしれないが、少数民族といっても、チワン族は1600万人、満州族・回族・ミャオ族、ウイグル族などは1000万人ほどの人口がある。中国国内でマイノリティというのはしょうがないが、少数民族というのは如何にも差別的だ。中国の一人当たりGDPは基本的人権の与えられている人の数を分母にすべきだ。13億人のうち5億人であれば8,619ドル(世界61位、ルーマニアとカザフスタンの間)、2億人であれば21,548ドル(世界34位、バハマとチェコの間、韓国の19,504ドルより上)。世界のトップレベルとはいかないが、少なくとも開発途上国ではない。さらに、1億人であれば40,000ドルを超えて日本より上位になり、立派な先進国だ。

このような経済大国となる前、本当の開発途上国の頃から、日本をはじめとする先進国や国際機関から多額の援助を受ける一方、国内では核兵器を開発し、アフリカ諸国に対しては経済援助、武器輸出もして国際的地位を固めてきた。
もはや名実共に立派な経済大国なのだから、従来からの先進国にたかるばかりではなく、自ら環境問題にも取り組んで世界をリードしてほしいものだ。

一方、日本の総理大臣は首脳会合で、「自分の一言が議論を収束に向けて誘導した」とうれしそうに語っていた。初めてのまともな国際会議で本人がそう思うのは勝手だけれど、マスコミの前でそりゃないだろう。ほとんどの首脳が「まとめないといけない」と思ってやっているんだから。