菊田真紀子の政治的判断で、厚生労働省の「優良児童劇巡回等事業」が最初の「要求通り」の評決となった。そのような政治的判断の理由は、「子どもに希望を与える事業は大切にしたい。安易に予算をきらないでほしい。良質なものは壊れやすい。」とのこと。
 一方、WG3では、子どもに読書や自然体験をさせる団体に資金援助する、文部科学省の「子どもゆめ基金」は廃止と評決された。「優良児童劇巡回等事業」はWG2、「子どもゆめ基金」はWG3であり、取りまとめ者は異なるが、いずれにせよ、総理大臣がトップの行政刷新会議で正式に選ばれた責任ある国会議員である。子どもに読書や自然体験をさせることは“子どもに希望を与えない、良質でないものということでしょうか。

蓮舫「世界一でなくても良い、なんで2番じゃだめなんだ」(次世代スーパーコンピューター開発計画)、財務省主計官「水星探査が国民意暦をもたらすのか」(人工衛星打ち上げ関係)。
事業仕分け前半戦が終わり、テレビや新聞で前半の総括を報道しているが、科学技術関係は、上記の発言に代表されたあきれた展開になり、批判の的になっている。
「先発薬品の価格を後発品並みに見直す」という評決もあった。ロケット開発の中止、スーパーコンピューターの開発中止、子どもの教育予算の削減・・・。

 スーパーコンピュータは様々な分野の基幹的なツールだ。環境、生命、宇宙、工学、科学のありとあらゆる分野でのシミュレーションには膨大な計算が必要で、そのためにスーパーコンピュータは必需品である。これを海外から購入するとなると、国家として最重要な技術は絶対に輸出されず、最先端のものは購入できない。いくら金を出しても2番目、3番目のものしか入手できない。
 なぜ、世界一が必要なのか、なぜ2番じゃだめなのかの答である。そもそも、何かを成し遂げようとするときは1番を目指すのではないか。2番、3番を目指して物事に真剣に取り組めるのか。
優秀な研究者の海外流出を促進は確実である。日本は昔から資源は無くとも技術で国を発展させてきた。たとえ資源は無くとも、他国の資源を高度に利用する技術を高めてきたからこそ今日の先進国日本があるのである。