2025.5.29

待ちに待った専門医の診察日になりました。


ひとつ前のブログの通り、側弯症についてたくさん調べていた私は、専門医の症例も見ていました。


日本側弯症学会にもお名前があり、⭐️がついていたので、腕の良い先生に違いない!


整形外科の外来は、見渡す限りご高齢の方に溢れ、娘のような若い患者さんは少なく、松葉杖やギプスをしている方ばかりでした。


見た目元気そうなのは娘だけで、娘も得意気ににっこりしていました。

(この頃は本当に元気いっぱいでした)


2ヶ月前にも必要な検査はしましたが、再びレントゲンも撮りました。


短期間でこんなに撮って大丈夫?と思いながらも、とても緊張していて不安だったので、私はお手洗いばかり行っていました。

(コソコソと涙を堪えて籠っていたのも娘にはバレていて、後で反省したのを覚えています。)


予約時間から結局1時間半ほど待ち、ついに呼ばれて入ると大きな声で


「お待たせしてごめんね。はじめまして。」


と、元気よく先生がご挨拶してくださいました。

(こちらはB先生にします。)


お耳の遠い方にも聞こえるように、きっと日頃からこうしてお話してくださっているのだろうなぁと瞬時に感じました。


人見知りな娘は小さくなって、私のお隣にちょこんと座っていましたが、


「ちょっと立って!腕をこうして前に出して…お母さん、ここ見て、この子ここ出てるでしょう。これが側弯症。」


触ればわかるけれど、これを一人で見抜くのは結構難しい、改めてそう思っていたら


「はい!今度お母さんもやって。ほら見てるんだよ、あっ、やっぱりね、お母さんも同じとこ出てるよ。触ってみて。」


と、娘に話してくださいました。


どうやら私も側弯症の傾向があったようです。

(コブ角∠10度くらい)


他にも、家族親戚で側弯症の人は、と聞かれ、娘の祖母叔父がそうなので、父方の家系がそうだと思うと話しました。


B先生曰く、患者さんとご家族が一緒にいらした時には、娘と私がしたように両方を診ると、遺伝的要素があることがほとんどだそうです。


後で知ったことですが、祖母叔父が側弯症なのは子供の頃からだったようで…

娘は完全に遺伝的要素が強かったのです。


このとき既にコブ角∠45度でした。

私の思っていた通り、娘の場合は胸椎と腰椎、下の方のみ固定することになるそうで


「この子の負担を考えたら大変だと思うけど、僕からしてみればそんなに大変な手術ではないよ。僕一人じゃなくてチームで動いてるから、大丈夫!」


レントゲンは背骨だけを見ていたのではなく、

骨盤の中の隙間がほんの少し白く映っていて、

そちらを見ることで

成長があとどのくらいで止まるかということがわかるそう。


「もう少しで止まるね。冬か春か、そのタイミングで手術かな。コルセットどうする?」


と、テンポよくB先生はわかりやすく話してくださいました。


迷わず

「冬にお願いします。コルセットはしません。これから暑いので、毎日できないと思います。」

と娘の顔色を見ながら、伝えました。


B先生は

「そうなんだよね、結構みんな取っちゃうんだよ。いいの?大抵ここで手術はしたくないって言い始めるんだけど。すぐ決めなくても、お父さんと話してからでもいいよ?あっ、お父さんいるよね?」

と気遣ってくださいました。


お父さんはいますけれども、我が家の場合、日頃から私が娘と話し合って決めてから報告しているので、特に問題はありません。

寧ろ、今回のことも「手術したらまた身長伸びるのか?」と、余計な発言で私の地雷を踏みました!!!



「今日まで娘と側弯症のことについて話し合ってきましたので、手術を受けるなら冬がいいということと、今は痛みもないけれど、痛みが出る前に、体の負担が少ない10代のうちに、50度になる前がいいと思っています。宜しくお願いいたします。」


そのようなことをお伝えしたと思います。


B先生はカレンダーを見ながら入院手術、逆算して検査日等の提案をしてくださり、私は娘のスケジュールとお仕事のスケジュールを照らし合わせ、全て重ならずに組むことができました。



それから、B先生は私が調べてきたような症例を娘にも見せてくださり、年齢やオペの時間、出血量や術後のことまでお話してくださり…


「結構腕いいんだよ!」


「先生、存じております。私B先生の症例を見て来ました!」



嬉しそうに笑ってくださったのを、娘も見逃さなかったそうです。


「頑張りましょう。うちのチーム、縫うのも上手だから!」


そう、娘は傷を気にしていたので、祈る思いです。



※B先生「A先生がカルテチェックしてるみたいだけど、A先生の患者さん?」


「そうなのです、A先生にはもう10年以上お世話になっていて、今回の側弯症を見つけてくださったのもA先生でした。」



A先生に改めて感謝の気持ちでいっぱいでした。