読書記録。
素敵な本でした。
ジョイ・アダムソン/藤原英司・訳 文春文庫『野生のエルザ』
ケニアで親をなくしたライオン「エルザ」を、大自然の中で育てた著者のノンフィクション。
よほどの事がない限り放し飼いにして、数百キロの旅先へも連れて行く、という
ライオンという猛獣とこうも密に生活できるのか、と驚かされる記録。
それはひとえに著者のエルザへの大きな愛情があったからこそ。
エルザもそれに健気に応えた結果だったのです。
淡々と日々が綴られていますが、エルザやライオンの事
ケニアの自然と暮らし、サバンナの動植物の様子など、
とても瑞々しく描かれています。
そういえば動物文学って初めて読みました。
日本では1962年に刊行。
ベストセラーになって映画やテレビドラマにもなったそうです。

