8月16日、慶應義塾大学4年の新沢かれん容疑者(22)が、窃盗と詐欺の疑いで逮捕されました。舞台となったのは、アルバイト先だった渋谷区・広尾のスポーツ施設です。

「広尾といえば、都内でも有数の高級住宅街です。そこで受付業務を担当していた新沢容疑者は、マスターキーを悪用し、ロッカーから利用客のクレジットカードを盗んだとみられています。そのカードを使って約1万4000円分の化粧品を不正に購入した疑いがあります。新沢容疑者は容疑を一部否認していますが、警察は100万円以上の余罪があるとみて捜査しています」(事件記者)

今回の逮捕容疑につながったのは、約1万4000円分の化粧品の不正購入だったとみられます。高額とはいえないだけに、日常的な買い物に紛れてしまいそうな金額です。

「クレジットカードの決済では、1万円以下の少額であれば、暗証番号の入力やサインを求められないケースもあります。高額な買い物を避け、あえて少額の利用にとどめることで、犯行を発覚しにくくしようとした可能性も考えられます」(社会部記者)

少額決済では暗証番号やサインを省略できる場合があるという仕組み。その隙を突いた犯行だったのでしょうか。

2025年4月以降、クレジットカード決済では金額にかかわらず、原則として暗証番号の入力が必要とされています。それでも一部で例外的な運用が残っていることを考えると、中途半端な運用に思えます。

新沢容疑者は慶應義塾大学総合政策学部の4年生で、体育会スキー部ではマネージャーを務めていました。写真からは、大学生活を謳歌する華やかな女子大生という印象を受けます。それだけに、今回の事件はあまりにも大きな代償を伴うものとなりそうです。

「新沢容疑者はアメリカ・ニューヨーク生まれで、カリフォルニア州の高校を卒業しています。その後、大学進学を機に帰国し、慶應大学総合政策学部に入学しました。いわゆる帰国子女で、華やかな経歴の持ち主です。

コミュニケーション能力が高く、友人を作るのも上手でした。2022年7月には、Instagramに4人の女友達とドレスアップした写真を投稿しています。その写真には、大手製薬会社の娘さんも一緒に写っていました」(新沢容疑者の知人)

一方で、別の顔を語る知人もいます。

「かれんちゃんは、良くも悪くもオープンな性格で、思ったことをはっきり口にするタイプでした。友人も多かったと思います。ただ、男性関係が派手で、ブランド好きという印象もありました。そうした部分から、距離を置く人もいたようです。

実は、2027年春から大手金融機関で働く予定で、すでに内定を得ていたと聞いています。今回の逮捕によって、内定にも大きな影響が出るでしょう。実家も裕福で、お金に困っていたとは考えにくいのですが……」

金銭的に困窮していたわけではないとすれば、なぜ客のクレジットカードに手を出したのでしょうか。客のクレジットカードを盗むという、そのスリルから逃れられなくなってしまったのでしょうか。

週刊女性PRIMEは、新沢容疑者が勤務していたスポーツ施設にも取材しています。しかし、施設側は、

「警察の発表がすべてで、取材対応はできません。どういった人物かなども含め、今後の対応についてはお答えできません」

と回答したとのことです。

華やかな学生生活を送り、卒業後の進路も決まっていたとされる新沢容疑者。なぜ犯行に至ったのか、そして100万円以上ともみられる余罪があるのか。今後の捜査で明らかになることが待たれます。

参照:逮捕の慶応大学4年の22歳は数年前まで海外生活 スポーツ施設の“受付担当”客のクレカ盗んだか
   〈クレカで窃盗と詐欺〉アメリカ生まれの帰国子女、キラキラ慶應女子大生のバイト先に聞いた