東京都福生市で男子高校生2人を金づちで殴るなどしたとして、殺人未遂の疑いで公開手配されていた高林輝行容疑者(44)が5月1日に逮捕されました。「殺すつもりはなかった」と容疑を否認しているといいます。
この事件の容疑者について、『福生マッチョハンマー男』とタイトルに記したニュース記事がありました。”ハンマー男”という表現は理解できますが、体を確認したわけでもないのに”マッチョ”と名付けた点に疑問を感じました。
これは母親が息子についてインタビューで答えた内容に由来します。「母から見た息子はどのような人物か」と問われ、「マッチョです。筋肉マンで、モリモリしています。根はやさしいと思います。4人兄弟の末っ子で、とても甘えん坊です」と話していました。
事件が起きたのは4月29日の早朝です。自宅向かいの焼き肉店の前で話していた少年少女7人のグループとのトラブルが発端でした。
容疑者の母親は、「(午前)6時ごろに(少年らに)『うるさいです。まだ寝ている人もいるので静かにしてください』と伝えました。(Q.少年らの対応は)『すみません』と言っていましたが、収まらずに話し続けていました」と述べています。
その後、いつの間にか後ろに高林容疑者が立っていました。
「若者たちの前に私が立っていて、ふと後ろを見ると息子がいました。『しまった』と思いました。息子は体を鍛えているので、私では止められませんでした」と振り返っています。
高林容疑者は「うるさい」と叫び、手にしていたハンマーで少年2人を殴りました。被害に遭った少年のうち1人は、顔の骨を折る重傷を負いました。
大きな被害が出ているにもかかわらず、母親の発言には重傷を負った少年を気遣う言葉や謝罪が見られず、違和感を覚えました。
警察が突入した際、高林容疑者はすでに自宅の裏口から逃走しており、室内は無人でした。自宅からはサバイバルナイフやハンマーなどが押収されたといいます。
容疑者は約2年半前にも騒音トラブルを巡り、同様の事件を起こしていました。10代の少年に斧のようなもので襲いかかったとして逮捕され、その後不起訴となっています。
高林容疑者は、「10代の少年の騒音」と「凶器による暴力」が繰り返されている点が目立ちます。母親は体格よりも、トラブルの解決に凶器を使うという短絡的な発想を心配すべきだと思います。今後も同様の事件が起きる可能性を感じます。
参照:逃走中“ハンマー男”は「マッチョで筋肉モリモリ」高林容疑者の母が反省
≪福生マッチョハンマー男≫被害少年の親が告白「お互いさまじゃない?って感じです」
