ワイドショーで、若者に現在使っているSNSを尋ねる場面があり、BeRealと答える人がいました。ぼくはそのSNSを知らず、名前を聞いたのも初めてでした。SNSといえば、LINE、YouTube、X(旧Twitter)、Instagramといった代表的なサービスしか思い浮かびませんでした。


BeReal(ビーリアル)は、2020年にフランスで誕生した、「盛らない」ことをコンセプトとするSNSアプリです。1日1回、毎日異なる時間に全ユーザーへ一斉に通知が届き、通知から2分以内に撮影して投稿する仕組みです。


制限時間を過ぎても投稿できますが、自分が投稿するまで友人の投稿は見られません。投稿のきっかけを促すサービスといえます。また、アプリに加工機能がないため、ありのままの状況が伝わります。


このSNSを使い、銀行職員が営業店内を撮影した動画や画像が拡散しました。コンプライアンス意識があれば起こり得ない事案です。西日本シティ銀行は30日、公式サイトで個人情報の流出について公表し、謝罪しました。


「お客さまをはじめ、多くの皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます。現時点で、執務室内の動画や画像に、7名のお客さまの個人情報(氏名)が記載されたホワイトボードが映っておりました」と説明しました。また、「対象の方には個別にお詫びと説明を行います」としています。


さらに「本件を厳粛に受け止め、同様の事態を防ぐため、全行でコンプライアンス遵守と情報管理を徹底し、再発防止に努めます」としています。


このニュースを受け、奈良市議のへずまりゅう氏が意見を述べました。かつて「迷惑系YouTuber」と呼ばれ、現在は「迷惑系市議会議員」とも評される人物です。


へずま氏はXで「地元山口で事件発生か。西日本シティ銀行は昔から入れたら勝ち組と言われていたのに頭の悪い社員のせいで地の底まで信用を無くしたな。でも残念ながらこの問題は社内でSNSを禁止にしていなかった銀行側に一番の問題がある。顧客の情報ほどシビアに管理するべきなのに内部がザルじゃダメだろうが」と投稿しました。


さらに「どの企業も必ずバイトテロ対策をするべきだ。自分が昔働いていた山口のスーパーでは個人のSNSですら禁止されていました。表現の自由の弾圧ですが社内ルールとして休憩室以外はスマホを触れないようにするなどルールを厳格化すべきだ」と主張しました。


指摘の内容自体には一理ありますが、これまで多くの迷惑行為をしてきた人物からの発言に対し、銀行側は複雑な思いを抱いているかもしれません。

 

参照:へずまりゅう氏 西日本シティ銀行の情報流出に「禁止にしなかった銀行側に問題がある」

   西日本シティ銀行、顧客の個人情報流出を公表・謝罪 職員が撮影した動画や画像が拡散