NHKは4月23日、報道局スポーツセンターに所属する50代の男性チーフディレクターを、30日付で諭旨(ゆし)免職とすると発表しました。
この男性は中元健介(50)で、報道局スポーツ情報番組部のチーフディレクターです。写真から受けたぼくの第一印象は、人相が悪いなぁということです。
「3月5日、渋谷署が中元を逮捕しました。1月4日午後2時15分ごろ、渋谷区内の路上で面識のない20代の女性に声をかけ、雑居ビル内で性的暴行を加えた疑いがあります。犯行の際、女性の腕をつかみ『俺は危ない物を持っている』と脅したとされています」(警視庁担当記者)
現場は人通りの少ない階段の踊り場でした。
「中元は、あらかじめ周辺の状況を確認しながら声をかける相手を選んでいたとみられます。犯行後は休日出勤し、編集作業などを行っていました。その後も逮捕前日まで通常どおり勤務していました」(警視庁担当記者)
本人は「無理やりではない」と一部否認していましたが、スマートフォンからは複数のわいせつな画像や動画が確認され、余罪の可能性も含めて捜査が進められていました。しかし最終的に不起訴処分となりました。
この余罪の捜査結果については疑問が残ります。スマートフォン内のデータから、今回の件にとどまらない可能性がうかがえるためです。
「地検は『必要な捜査を尽くしたうえで判断した』とする一方、『関係者の名誉やプライバシー保護』を理由に詳細を明らかにしていません。不起訴の理由が説明されないまま、事態は収束しました」(全国紙記者)
こうした説明のない不起訴に不信感が広がる中、勤務実態の問題も明らかになりました。
「勤務時間中に業務と無関係の人物と会ったり、家族と外食したりするなどの私的行為が複数確認されています。その様子を業務用スマートフォンで撮影・保存しており、不適切な行為は10件以上に上るとされています」(全国紙記者)
これらの問題を受けても、NHKが下した処分は諭旨免職でした。
「諭旨免職は懲戒処分の一種ではあるものの、本人に退職を促し、自主退職扱いとなるため、退職金が全部または一部支給されるケースが一般的とされます。つまり今回の処分は、実質的には解雇でも一種の救済措置とも捉えられかねないものです」(全国紙記者)
職員による不祥事が相次ぐ中、この判断に対しては「なぜ懲戒免職ではないのか」「退職金は支払われるのか」など、NHKの対応を疑問視する声が広がっています。
また、「クローズアップ現代で自分で取り上げろ」「受信料返せ」「自局で報道しないのか」といった指摘もあり、組織としてのコンプライアンスを問う声が相次いでいます。
参照:NHK「わいせつ不起訴」ディレクター 新たに不適切行為発覚も「諭旨免職」に視聴者猛反発
