
いろいろな作品で主演を務める綾瀬はるかも41歳になったというから驚きです。時の流れの早さを感じさせます。
最初に綾瀬はるかをテレビで見たのは、2001年だったと思います。当時、彼女は16歳でした。番組のダイエット企画で、ひとりだけ見せしめのように水着姿で登場し、目標体重と比べて太った、やせたと言われていました。新人のアイドルとして売り出されるのは大変なのだなと思ったものです。
実は、この番組に参加したのには理由がありました。デビュー当初は慣れないことの連続で、ストレスから太ってしまったという綾瀬はるか。その結果、グラビア撮影などの仕事が激減し、2001年放送の『B.C.ビューティー・コロシアム』でダイエットに挑むことを決意しました。
「ひと月で7kgやせられなかったら地元に帰ります」と引退をかけ、過酷な減量生活を始めたそうです。だから、見ている側が思うほど無理やりやらされていた企画ではなかったのかもしれません。
思えば、女優の中では綾瀬はるかを映画やテレビで見ている時間が最も長いかもしれません。『僕の彼女はサイボーグ』は大好きな映画ですし、NHKドラマ『ひとりでしにたい』も面白かったです。最近では、『人はなぜラブレターを書くのか』という新作映画の公開も控えています。
そんな綾瀬はるかのインタビュー記事で、彼女が家族について語っていました。故郷の広島で暮らす兄は、綾瀬はるかのことを心配しているそうです。
「兄は父親代わりのように責任を感じているみたいで、私のことをすごく心配してくれています。『もう若くないんじゃけえね。いつまでそんなに働くつもり? いいかげん、ゆっくりしたら』って。『だよね』って答えているんですけど」
自身にとって、広島で暮らす家族は安心を与えてくれる存在で、母は出演作をすべて見ているそうです。
「帰れる時はなるべく広島に帰るようにしています。忙しい時は日々に追われて、ふと『無下にしちゃってる!』と気づくこともありますが。母にはなんでも話せるので、しょっちゅう電話をかけていますね」
「子どもの頃から『目の前の人を絶対に傷つけちゃいけない。幸せにしてあげて。それが自分の幸せになるから』と言われていて。お母さんのようにはできないな、といつも思います」
父は厳格で、弱いところを見せない「武士」のような人だったといいます。
「『子育てほど面白いことはない』とずっと言っていました。『結婚しなくていいから、ひとりだけでも産みなさい』って若い頃から言われていて、『どうかな〜』といつも流してきたんですけど。父が亡くなる直前、『まだ結婚してなくて不安じゃないの? 死なないで。今死んだらお父さん不安でしょ?!』と言ったら、クスッと笑っていました」
美人ではありますが、どこかいい意味で田舎の素朴さを感じさせる綾瀬はるか。このような家族思いの優しい人柄からにじみ出る安心感が、彼女の魅力なのだと思いました。
参照:「目の前の人を幸せにしてあげて」――綾瀬はるかの生き方を形作る家族の言葉