「九条の大罪」 2026年製作 日本
Netflixで実写ドラマ化された『九条の大罪』は、『闇金ウシジマくん』で知られる真鍋昌平の人気漫画を原作としています。主人公の九条間人は、半グレや前科者など世間で「悪人」と見なされがちな依頼人を引き受ける柳楽優弥演じる弁護士で、全10話で構成されています。
現在2話まで視聴し、その感想を書いています。原作漫画も読みましたが、ドラマは原作にかなり忠実に作られている印象です。

九条間人が鼻に貼っているテープは何なのか気になりながら視聴していました。ぼくがよく見るYouTubeチャンネル「ヘライザー総統」の女性も鼻に青いテープを貼っており、最初はファッションかと思いましたが、そうではないようです。
作中では、鼻炎や花粉症対策、呼吸を安定させて集中力を維持するためのアイテムとして描かれています。使用されているのは「ブリーズライト」という鼻腔拡張テープで、鼻呼吸によって脳への酸素供給が効率化され、集中力向上につながるとされています。
鼻の通りを良くした状態で作業すると、通常よりパフォーマンスが約1割向上するという研究結果もあるようです。
このドラマの弁護士は、悪人と見なされる依頼人を引き受ける設定から冷酷な人物かと思いましたが、実際はそう単純ではありません。どこか掴みどころのない人物という印象です。
第1話では、轢き逃げ犯の弁護を担当します。事件では父親が亡くなり、子どもは片足を失っています。視聴者の倫理観を揺さぶる内容ですが、犯人から多額の報酬を得て罪を軽くするという描き方ではありません。九条は屋上にテントを張って生活しており、裕福には見えません。
「依頼人を守るのが弁護士の仕事だ」と語り、悪人の弁護を引き受ける姿勢を貫いています。
東大卒で九条のもとで働く松村北斗演じる烏丸真司(からすま・しんじ)は、その弁護方針に疑問を抱き、思いをぶつけます。主張は理解しやすいものの、やや単純に感じられます。
池田エライザが演じるNPO法人の代表・薬師前仁美も同様で、九条の掴みどころのなさと比べると、やや分かりやすすぎて物足りなさがあります。
実際には、相手が悪人だと分かっていても弁護を引き受けた以上、弁護士は被告人のために尽力します。その過程で大きなストレスを感じるのではないでしょうか。今後の展開でその葛藤が描かれるのか、それとも迷いなく物語が進むのか注目しています。
参照:『九条の大罪』の九条間人が鼻に貼っているテープの正体は? 集中力との関係
