37歳で結婚した「二か月のパパ」は、妻の妊娠がわかってから出産までの間に事情があり、離婚を決意しました。話し合いの結果、親権と監護権はいずれも「二か月のパパ」が持つことになり、生後2カ月のおうきくんを育てています。
当初は実家で両親とともに子育てをしていましたが、おうきくんが2歳半のときに二人暮らしを始めました。2020年12月にYouTubeチャンネルを開設し、育児の様子や成長の記録を発信しています。コールセンターで三交代勤務をしながら育児を続けていましたが、両立が難しくなり、現在はYouTubeでの活動を中心にしています。
息子との日常を切り取った動画は多くの共感を集め、チャンネル登録者数は15万人に達しました。そんな中、「二か月のパパ」は4月5日に動画を更新し、4月1日以降、収益化が停止されたことを明らかにしました。動画では、収益化の再開に向けた支援を呼びかけています。
停止の理由については、「未成年に望ましくない注目が集まるよう誘導するコンテンツ」と判断されたためと説明されています。しかし本人は「危険な行為や虐待は一切ない」と否定し、「YouTubeのAIによる誤判定だと思います」として、理解と協力を求めています。
おうきくんの親権と監護権はいずれも「二か月のパパ」にあり、本人も出演を望んでいるといいます。そのため、「ひとり親家庭の子どもとして不適切な注目を集めていると判断されたのであれば誤りです」と反論しています。
一方で、6歳の子どもに十分な判断力があるとみなしてよいのかという疑問も残ります。父親が収益を得る中で、顔を出し続け、生活を公開することのリスクについても慎重に考える必要があります。視聴者の中にどのような人物がいるかはわからず、動画には居場所や行き先の手がかりが含まれる可能性もあります。
また、YouTubeやSNSは、明確な理由が示されないまま利用できなくなることもあります。こうした不確実性を踏まえると、子育ての基盤としてYouTubeの収益に依存した生活設計には無理があるともいえます。
ただし、問題は「二か月のパパ」だけに限りません。親子で出演する動画や、子どもだけが登場するチャンネルは数多く存在します。その点を考えると、このチャンネルだけが突然収益化を停止されたのは、公平とは言えない面もあるように感じられます。
参照:シングルファザーYouTuber、突然の収益化停止に「危険、虐待いっさいない」AI誤判定
