恋愛リアリティーショー『恋愛病院』(ABEMA)に元政治家の石丸伸二氏が出演すると聞き、どのような番組か気になって第1回を視聴しました。石丸伸二氏には、理屈が先行しがちで扱いづらい人、自分の考えが正しいと思い込んでいる見栄っ張りという印象があり、これまで良いイメージはありませんでした。そのため期待せずに見始めましたが、第1回は予想に反して面白い内容でした。
番組のコンセプトは、「本気の恋を忘れた事情を抱える男女10人が恋愛に向き合う」というものです。俳優や元Jリーガーなどの男性陣と、ミス東大や西東京市議会議員などの女性陣が織りなす恋愛ドキュメンタリーです。
Netflixの「エイジ・オブ・アトラクション ~年齢なんて気にしない?~」を見て、恋愛リアリティーショーの魅力に気づきましたが、本作も同様に楽しめました。
番組は4月2日に始まり、毎週木曜日の夜10時からABEMAで配信されています。続きが気になる構成になっており、石丸伸二氏の起用に加え、スタジオの見届け人としてひろゆきや女優の真木よう子を迎えるなど、番組作りは成功していると感じます。
石丸伸二氏は「恋愛はエモーショナル(情熱的)なものだと思います。それを人為的に操作しようとする試みがこの番組です。この結末がどうなるのか、ぜひ見届けてください」と意気込みを語っています。
番組内では「しんじ」と呼び捨てにされる場面もあり、厳しい指摘を受けることも少なくありません。現役の東京大学大学院生のあさから背中に日焼け止めを塗ってほしいと頼まれ、「人生で初めてですよ」「本当に恥ずかしいです」と戸惑う様子は、これまでにない一面として印象的でした。
評論家の石黒隆之は次のように述べています。今回の出演は石丸氏にとってもメリットがあります。これまで他者を批評してきた人物が、初めて評価される側に回る経験は、小さくない意味を持つからです。
ひろゆきが「変な人がいると面白くなる」と指摘していましたが、その通りで、石丸伸二氏の場にそぐわない発言も、この番組ではむしろ印象に残ります。
一方で、政治家からバラエティタレントへと変わったように見える面もあります。記事のコメント欄には、「都知事選で165万票を託した有権者への裏切りではないか」といった批判的な意見も見られます。こうした否定的な見方に対する本人の考えも、今後聞いてみたいところです。
参照:#1本気の恋ってなんですか?恋のリハビリ生活、開始。 - 恋愛病院 - シーズン1
「政治家になるにはピュアすぎた」恋リア参戦・石丸伸二の“構文”が無効化される日
