東京・池袋のサンシャインシティ内で、再び殺人事件が発生しました。加害者、被害者ともに20代という若さです。3月26日午後7時すぎ、東京・東池袋の複合施設「サンシャインシティ」2階にある「ポケモンセンター メガトウキョー」で、アルバイトの女性(21)が男(26)に刃物で刺され、死亡しました。男も自ら首を切りつけ、その後まもなく死亡しました。

昨年7月には、「サンシャイン60」に本店を構える全国有数の法律事務所「アディーレ法律事務所」で、従業員の男性が同僚に刺殺される事件が起きたばかりです。また、2022年には「サンシャイン60」58階の飲食店で、準暴力団「チャイニーズドラゴン」による乱闘事件もあり、事件が多い印象があります。

ぼくが一時勤務していた場所は、「サンシャイン60」の近くのビルでした。1999年には女性2人が死亡し、通行人6人が負傷した池袋通り魔殺人事件が発生しました。この事件は「サンシャイン60」のすぐ近くの通りで起き、記憶に残っています。道路に残っていた血痕が、生々しく思い出されます。

今回の加害者は、住所・職業不詳の広川大起容疑者(26)です。被害者の春川萌衣(21)さんとは2024年10月から昨年7月まで交際関係にありました。また、昨年12月には春川さんから「つきまとわれている」と警察に相談があり、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されています。

その際、車内から果物ナイフが見つかりました。今年1月には銃刀法違反の疑いで追送検され、さらに春川さんに対する盗撮の疑いでも再逮捕されていました。

警視庁は女性に対し、関係先への避難や勤務先の変更を助言していました。春川さんは一時、親類宅に身を寄せましたが、勤務先については「ポケモンセンターで働くのが夢だった」と話していたと報じられています。

春川さんは元交際相手の広川容疑者に刺されたとみられます。捜査関係者によると、首には少なくとも5か所以上の刺し傷が確認されており、強い殺意がうかがえます。

ポケモンは世界的に人気のあるコンテンツで、日本のポケモンセンターは多くの外国人観光客を集めています。27日は休業を知らずに訪れたとみられる外国人も複数見られ、その場でスマートフォンを確認し、事件を知った様子でした。

テレビ番組『情報ライブ ミヤネ屋』では金曜日にこの事件を取り上げ、韓国のストーカー対策を紹介していました。韓国では2021年10月施行の「ストーキング処罰法」に基づき、加害者に最大3年の禁錮刑やGPS装置の装着義務を課すなど、厳しい対応が取られています。日本でもGPSの導入を検討する時期に来ているのかもしれません。


参照:《アディーレで同僚刺殺事件からわずか8カ月》サンシャインシティで“再びの凶行”
    死亡の女性店員「ポケモンセンターで働くのが夢」…元交際相手の男“ストーカー行為