「ざんねんないきもの事典」というシリーズが児童書として出版されており、大人が読んでも十分に面白い本です。イラストと、それに添えられた説明のタイトルを眺めているだけでも楽しめます。
たまには本屋で児童書のコーナーをのぞいてみるのもよいものです。監修は今泉忠明氏、イラストは下間文恵氏が担当しています。シリーズは第10巻まで刊行され、累計発行部数は546万部を突破した人気シリーズです。

このシリーズでは、「コウモリはぶら下がれるが、立ち上がれない」など、あまり知られていない生き物の生態を知ることができます。どこかユーモラスで、読んでいると温かな気持ちになります。また、さまざまな生き物への興味も広がっていきます。
さらに、「生き物のざんねんなところ」を人間に置き換えて想像するのも、この本の楽しみのひとつです。たとえば「アマエビは年齢によって性別が変わる」という話もあります。もし人間が、本人の意思に関係なく人生の半ばで性別が変わるとしたら、と想像してみると発想が広がります。
この本を読んでいると、動物以外にもさまざまな「ざんねんシリーズ」がありそうだと思えてきます。「ざんねんな芸能人事典」「ざんねんな映画事典」「ざんねんな植物事典」などを思い浮かべました。試しにAmazonで検索してみると、同じ発想の本がすでにありました。
実際に「ざんねんな兵器図鑑」や「ざんねんなお城図鑑」といったタイトルの本が出版されています。
なお、この「ざんねん」シリーズの最新刊は4月20日に発売予定です。シリーズ第11弾となる『新ざんねんないきもの事典 昔のざんねん、今のざんねん』(監修:今泉忠明)が、全国の書店やオンラインストアで発売される予定です。
参照:シリーズ累計546万部! ざんねんないきもの事典最新刊 今と昔のざんねんを比べてみた!
