「グラビアアイドルのなな茶(29)が14日までに自身のXを更新し、一般人扱いに怒りを見せました。」

という芸能ニュースを目にしました。私自身、“なな茶”という芸能人を知らなかったため、知名度が高いとはいえないにもかかわらず、なぜ一般人扱いに怒りを見せたのだろうかと興味を持ちました。

● 一般男性と結婚いたしました
なな茶は、TikTokで380万人以上のフォロワーを持つ、Jカップのスタイルを武器にする人気インフルエンサー兼グラビアアイドルです。タレントとしても活動しており、浜松市観光大使も務めています。



なな茶は11日、Xで一般男性との結婚と第1子の妊娠を公表しました。
「【ご報告】私事ですが、かねてよりお付き合いしていた一般男性と結婚いたしました。
また、第一子を授かり、安定期に入りましたことをご報告させていただきます」
などと伝えました。

この投稿に対し、一般ユーザーから
「おめでとうございます!
あと、なな茶さんは一般人ではなかったんですね。それも驚きました!」
という返信がありました。

これに対し、なな茶は
「350万フォロワーいて、雑誌の表紙も何回もやったことあるのに、一般人扱いされるのなに??」
と怒りをあらわにしました。

さらに、
「14歳にアイドルデビューして、ドラマにも複数出演させていただき、今日で芸歴15年目なのですが」
と主張し、
「自分が知らない人やインフルエンサーを蔑んで一般人と呼んで面白がる風潮 まったく理解できない」
と投げかけました。

この投稿をきっかけに、「一般人」という表現をめぐってさまざまな書き込みが寄せられた、という内容で日刊スポーツの記事は締めくくられています。

● アンチによるスパムなのでは
私もなな茶のXに投稿されたコメントを確認しました。そこで、ある違和感に気づきました。記事で紹介されていた「なな茶さんは一般人ではなかったんですね」という投稿は確かにありましたが、大半は祝福のコメントで、特に問題視するほどではないように思えました。

しかし、「おめでとうございます! あと、なな茶さんは一般人ではなかったんですね。それも驚きました!」という文章が、一字一句同じ内容で複数投稿されていたのです。

しかも、海外のアカウントによる投稿が多く、中にはアラビア語で発信しているユーザーもいました。そのような人たちが、日本のグラビアアイドルの結婚報告に対して、すでに投稿されている日本語の同一文面を使うとは考えにくいです。アンチによるスパムの可能性もあるのではないかと感じました。

なな茶が「一般人扱いされるのなに??」と怒った背景には、結婚報告という大切な発表にもかかわらず、同じ内容のコメントが繰り返し投稿されていた事情があるのかもしれません。

さらに、なな茶はその後もXを更新し、次のように投稿しています。

アンチDMめちゃ多いんだけど、大体フォロワーじゃないし
私は,たくさん応援してくれてる人の名前は覚えるようにしてます。
叩きやすい人間ができてストレス発散で叩いてるだけなんでしょ??

妊婦きもいとか死ねって送ってくる人たちはさすがに度がすぎてる。
あと、人の体型や顔に文句言うくらい自分は素敵な面をしているのですか?
普通にネットいじめだと思うんだけど

この妊娠に関する投稿にも、
「【悲報】一般人のなな茶さん、一般人に誹謗中傷リプをたくさんされてしまう。お前らなあ、一般人のなな茶さんには優しくしないとダメだぞ」
というコメントが寄せられていました。

こうした状況を見ると、なな茶が怒りを示しても、なかなか収まりそうにありません。

● 男性の性が少し怖い時期もありました
なな茶のこれまでの歩みは、決して順風満帆ではありませんでした。アイドル時代にはアルバイトを四つ掛け持ちし、白米を三合食べるほど過食になった時期もあったそうです。さらに、名門大学に合格していたという一面もあり、その経歴は文春オンラインでも紹介されています。

現在は、水着や衣装で胸を強調した投稿がSNSで人気を集めていますが、アイドル時代は露出が少なかったといいます。

「胸を出すのが嫌だったのは、コンプレックスだったのですか」という質問に対し、次のように答えています。

「とてもコンプレックスでした。そもそも男性の性が少し怖い時期もありました。気持ち悪いと感じてしまうこともありました。小学2年生のとき、地元のショッピングモールで不審者に胸を触られそうになったことがあります。ほかにも突然抱きつかれたり、痴漢に遭ったりと、そのような経験が多くありました。」

そのうえで、胸を武器にすると決めた経緯についても文春オンラインで語っており、その自己プロデュースの戦略には興味深いものがあります。

「一般人扱いに怒りを見せた」という一見ささいな記事がきっかけで、私はなな茶に関するさまざまな記事を読むことになりました。どのような内容であれ、ネット記事になること自体が、芸能人にとっては重要な意味を持つのかもしれません。

参照:「一般人扱いさせられてるのなに??」結婚&妊娠発表 怒り「理解できない」
           貧乏で駐車場に生えたつくしを採って食べた日々…フォロワー数380万人超え(文春オンライン)