全国の30代から60代の女性を対象に、「今すぐ辞めてほしい女性国会議員」というテーマでアンケートが実施されました。その結果をもとに、週刊女性PRIMEは《“辞めてほしい”女性議員ランキング》という記事を掲載しています。見出しでは「三原じゅん子氏らを抑えた“ダントツ”1位は『いまだに芸能人気取り』」と紹介されています。
最近は、このように名前を伏せて読者に想像させる形式の記事が増えています。ネットニュースがクイズのようになっている印象を受けます。
● 1位は今井絵理子
ランキング1位は、自民党の今井絵理子(42)参議院議員でした。
「いまだに芸能人気取り」(愛知県・会社員・60歳)
「男性関係の話題でしか注目されない」(東京都・専業主婦・42歳)
このような厳しい意見が寄せられています。今井氏は昨年も同様のランキングで1位となっており、次のような声もありました。
「沖縄県出身なのに、米軍基地問題について知識がないのは信じられません」(茨城県・60歳・男性)
「不倫疑惑やエッフェル塔観光問題などで世間を騒がせすぎました。失策が多いのに精神的な強さだけは際立っています」(神奈川県・66歳・男性)

一方で、ジャーナリストの大谷昭宏氏は別の見解を示しています。
「パリ研修での行動は批判されても仕方がありません。ただ、聴覚障がい者支援に力を入れてきたのは事実で、他党の議員からも評価されています」
先天性難聴の息子を持つ今井氏は、国会中継への手話導入や新生児の聴覚検査の拡充に取り組んできました。難聴対策推進議員連盟の役員としても活動しています。
大谷氏は、自民党の姿勢についても触れています。
「女性議員の不祥事ばかりが目立つのは、党執行部の責任でもあります。個々の活動を十分に発信せず、支える姿勢も弱いです。女性活躍を掲げるのであれば、まず党内の女性議員を大切にすべきです」
また、高市政権については、若い世代の支持が高い一方で、中高年層には慎重な見方もあると指摘します。
「戦後の日本を見てきた世代が、右寄りとされる政権に警戒感を抱くのは自然なことです。安倍元首相の路線を色濃く受け継ぐ高市氏が、この国をどこへ導こうとしているのか注視する必要があります」
女性議員のランキングを扱う記事でありながら、途中から政権批判へと話題が広がっていく点に違和感を覚える人もいるでしょう。
今回名前が挙がった議員はいずれも、かつて芸能活動をしていました。
今井絵理子氏は1996年にSPEEDのメンバーとしてデビューしました。結婚と出産を経て音楽活動を再開し、再結成や新ユニット結成などを経験しています。現在は政治の道を歩んでいます。
● 2位は蓮舫
2位は蓮舫(58)参議院議員です。2024年の都知事選で落選した後、国政に復帰しました。
「反対意見を強く主張するものの、建設的な議論が少ないです」
「『2位じゃダメなんですか』という発言で嫌いになりました」
過去の発言が現在も評価に影響しているようです。ただし、賛否が分かれる存在であることは、前面に立って活動してきた結果ともいえます。
● 3位は三原じゅん子
3位は三原じゅん子(61)参議院議員です。昨年、国会開会中に美容クリニックを訪れていたことが報じられ、批判を受けました。
「政治的な見識が見えにくいです」
「少子化対策の成果が乏しいのに負担増を進めているのはなぜですか」
このような指摘があります。
三原氏も若いころから芸能界で活動し、ドラマや歌手として人気を得ました。
知名度の高い元タレント議員は注目を集めやすいです。そのため、政治家としての実績や発言がより厳しく問われます。
政界では、十分な知識や準備がないまま職に就けば、存在感を示すのは難しいです。立候補の段階で一定の資質を確認する仕組みが必要ではないか、という意見が出るのも理解できます。
国会議員の歳費は法律で定められ、税金から支払われています。参議院議員の年収は2000万円を超え、さらに調査研究広報滞在費が年間1200万円支給されます。任期は6年です。一度当選すれば、その間は公費が充てられます。
報酬に見合う働きができているのか。有権者の厳しい視線がランキングの背景にあるといえます。
参照:《“辞めてほしい”女性議員ランキング》三原じゅん子氏らを抑えた“ダントツ” 1位は
