元タレントの羽賀研二(64)が、2月9日、不同意わいせつの疑いで沖縄県警に逮捕されました。
このニュースに接し、「また逮捕か」と、あきれる人も多いのではないでしょうか。不起訴となった案件も含めると、羽賀容疑者が警察に逮捕されたのは今回で通算4回目になります。
これほど逮捕歴を重ねている芸能人として、まず頭に浮かぶのは田代まさし氏です。田代氏は、覚醒剤取締法違反やストーカー規制法違反などで、4回以上の逮捕と服役を繰り返してきました。
しかし、さらに多いケースもあります。元俳優・歌手の清水健太郎氏は、薬物事件で6回以上逮捕されており、芸能界でも最多クラスの逮捕歴を持つ人物として知られています。
● キスをしたり体を触ったり
今回の羽賀容疑者の事件については、詳しい内容はまだ十分に報じられていません。現時点で判明しているのは、おおよそ次のような状況です。
事件が起きたのは昨年3月27日で、場所は沖縄本島中部の飲食店でした。羽賀容疑者は、30代の女性店員と、同席していた50代の自営業女性に対し、キスをしたり体を触ったりするなどのわいせつな行為をした疑いが持たれています。
店はキャバクラのような接客を伴う業態ではなく、一般的な居酒屋に近い飲食店だったといいます。羽賀容疑者は午後7時すぎから10時30分すぎまで酒を飲んで滞在しており、その間に女性たちが被害を受けたとみられています。
事件から約5か月後の8月ごろ、被害に遭った50代女性が警察に相談し、所轄署ではなく県警本部の捜査一課が捜査を進めた結果、今回の逮捕に至ったと地元メディアは伝えています。3人は面識があったとされますが、それ以上の詳しい経緯については、まだ明らかになっていません。
● ホスト企画に挑戦、恋愛リアリティー番組出演
羽賀容疑者は、今回の件を含め、不起訴となったものも含めると、これまでに複数回の逮捕歴があります。
最初の逮捕は2007年で、未公開株を高値で知人に売りつけたとして、詐欺容疑などで大阪府警に逮捕されました。その際、株取引を巡る話し合いの場に、当時府警がマークしていた暴力団関係者が同席していたことから、恐喝未遂の罪にも問われました。
一審では無罪判決となったものの、二審で有罪が確定し、2013年に懲役6年の実刑判決を受け、沖縄刑務所に収監されました。
さらに2019年、出所直後には、未公開株詐欺事件の賠償を免れようとしたとして、強制執行妨害の疑いで再び逮捕され、再度実刑判決を受けています。2024年には、不動産登記を偽装した疑いで逮捕されましたが、この事件は不起訴となりました。
関係者によると、羽賀容疑者は2度目の服役から出所した直後、メディアの取材に積極的に応じるなど、芸能界復帰を模索していたといいます。インターネット番組でホスト企画に挑戦したり、恋愛リアリティー番組に出演したりと、徐々に露出を増やしていました。
しかし、2024年9月、愛知県警に不動産登記を偽装した疑いで逮捕されるトラブルに巻き込まれ、復帰への動きは再び停滞しました。その後は活動の場をSNSに移し、YouTubeチャンネルを開設するなど、再起を目指していた最中でした。
● 梅宮辰夫さん、羽賀は「稀代のワル」
羽賀容疑者は沖縄県出身で、1981年に芸能界デビューしました。フジテレビ系のバラエティー番組「笑っていいとも!」の「いいとも青年隊」で人気を集め、大御所俳優だった梅宮辰夫さんの娘である梅宮アンナさんとの交際がワイドショーで大きく取り上げられ、「お騒がせタレント」として注目を浴びました。
今回の逮捕を受け、梅宮アンナさんの父である梅宮辰夫さんが、2007年に羽賀容疑者を評して口にした「稀代のワル」という言葉を思い出す人も多いのではないでしょうか。
羽賀研二は、問題の多い人物ではありますが、ダンスや歌に一定の才能があったという印象も残っています。久しぶりに歌う姿を見たいと思い、動画を検索してみましたが、見つかるのは歌声だけ、あるいはダンスだけの映像ばかりでした。タレントとしての活動よりも、逮捕のニュースばかりが目立ってしまう現状は、やはり残念に感じられます。
参照:〈何度目だ羽賀研二!〉一度に2人の女性にキスしたり触ったり…わいせつ容疑で4度目の逮捕
