自宅の居間にいた姿を家族が目撃したのを最後に、中学3年の女子生徒が行方不明となる、雪の多い悪天候の中で不安が広がるニュースが伝えられています。
行方が分からなくなっているのは、新潟県十日町市に住む樋口まりんさん(14)です。
警察によりますと、樋口さんは26日午後7時20分ごろまで、自宅のリビングで家族と一緒に過ごしていました。しかし、約10分後の午後7時30分ごろには姿が見えなくなり、午後7時50分すぎに家族が「娘がいなくなった」と110番通報したということです。
玄関の内鍵は開いていましたが、普段履いている靴は家に残されていました。スマートフォンや貴重品は所持しておらず、書き置きも見つかっていません。家族は「いなくなる兆候はなかった」と話しており、行方不明となってからすでに2日が経過しています。
「いなくなった日、当日なにか特別に置き手紙があったとかそういうのはなくて、夕食終わった後ですね、いつも通り食器片付けて、風呂の準備などして風呂入るんだろうなと思ってたんだけども…。なんとか無事で、どこかで見つかってほしい」と、父親は話しています。
家出と考えると、身の回りの物を一切持たずに外出するとは考えにくく、また拉致と考えた場合も、家族と居間にいた状況から突然姿を消すのは不自然です。
近隣の防犯カメラの解析は進められているとみられますが、現時点で有力な手がかりが得られているかは明らかになっていません。
一方、行方不明から約30分で通報が行われたことについて、インターネット上では「何らかの兆候があったのではないか」と指摘する声も見られます。
父親によりますと、樋口さんは2025年の年末ごろから病気のため自宅で療養していたということです。父親は次のように語りました。
「元気な時の方が少ないです。夜みんながいる中でいなくなるとは思っていなかったので、行方不明届が出すのが早かったのではとネットでありましたけど、万が一を考えると待っていられない。」
現地では29日も警報級の雪が降る可能性があります。父親は涙ながらに、「なんとか無事で、どこかで見つかってほしい。みんながお前のことを思っている。本当に帰ってきてほしい」と娘に呼びかけています。
参照:不明の14歳女子中学生の父「なんとか無事で」 真冬日の夜に病気療養中の自宅から消える
