新井浩文は、2018年7月に東京都内の自宅で派遣マッサージ店の女性に性的暴行を加え、逮捕されました。その後、2020年12月に懲役4年の実刑判決が確定し、服役しています。事件からおよそ7年が経過し、舞台にゲスト出演したことで復帰したとして、最近になって再びニュースで取り上げられるようになりました。

しかし、報道の多くは「反省していないのではないか」と感じさせる内容が目立ちます。

直近では、noteに「自弁」と題した有料記事を投稿しました。刑務所や留置場、東京拘置所での食事について綴った内容で、価格は500円です。これに対し、一部からは「挑戦的な価格だ」といった批判が寄せられました。

この批判を受け、新井は自身のX(旧ツイッター)で、「挑戦的な価格、いいワードセンスだな。じゃあ聞くが、挑戦的じゃない価格を教えてくれよ」と投稿したとされています。

さらに、「犯罪者が戻れる芸能界は甘いと思っている方へ。日本でできる職業は、前科があっても大体戻れます。※一部できなくなる職業はあります」とnoteに記したことも、批判の対象となりました。

noteに記事を投稿し、価格を設定すること自体は個人の自由であり、高いと感じれば読まなければいいだけの話です。ただ、問題視されているのは価格そのものではなく、刑務所での体験や心情を有料記事として公開する姿勢そのものなのでしょう。

また、外見が穏やかに見えにくいことや、文章から反省の言葉が感じられない点も、人々が批判したくなる要因だと思われます。

一方で、彼が出演した映画の監督との対談動画や、舞台挨拶の映像を見ると、ネット記事から受ける印象ほど悪くはありません。むしろ、自分をよく見せようとしたり、笑いを取ろうとしたりせず、率直に内面を語っているように感じられました。

たとえば、2016年公開の映画『女が眠る時』の完成会見では、司会者から映画のテーマに関連して「抑えられない好奇心」について質問されました。その際、新井は「人を殺してみたい。死んでみたいし、生き返ってみたい。そうした経験ができたら、俳優の仕事に生きると思う。もちろん、やってはいけないことだとわかっている」と語っています。

この発言を受け、ビートたけしは新井から距離を取り、「怖いよ、この人」と指を差しました。新井は慌てて「すみません」と手を合わせ、拝むような仕草を見せていましたが、そのやり取りはどこかユーモラスで印象に残るものでした。

ネット記事によって悪い印象が強まり続ける俳優というのは複雑な存在ですが、今回の騒動によって、良くも悪くも新井浩文という名前が再び広く知られるようになりました。そのため、次に出演するドラマや映画では、大きな注目を集めることになりそうです。

 

参照:新井浩文の“抑えきれない好奇心”にビートたけしがビビる「怖いよ!」 映画「女が眠る時」

   新井浩文“刑務所の食事について”有料記事500円で販売も…「挑戦的な価格」の声に反論

   新井浩文「謝罪」長文で思いつづる「犯罪者が戻れる芸能界は甘いとか思ってる方達へ…」