Netflix配信ドラマ「イクサガミ」は、プロデューサーとアクションプランナーを兼任する岡田准一が主演を務め、日本を含む11の国と地域で週間TOP10の首位を獲得するなど、大きな注目を集めています。
ただし、参加者を多数集め、ゲーム形式で殺し合いをさせて競わせるという設定には、福本伸行の漫画『カイジ』をはじめ、既視感を覚えました。そのため作品の世界観に入り込めず、ぼくは第1話だけで視聴をやめてしまいました。
同様の印象は韓国ドラマ『イカゲーム』にもあり、ぼくにとっては『カイジ』の影響が色濃い作品に見えました。独創性に欠けると感じ、「以下ゲーム」などと揶揄しつつ、こちらも第1話で離脱していました。
それでも、日本のドラマである『イクサガミ』が世界規模で評価されているのは、素直にうれしい出来事です。11月13日の配信開始直後からNetflixの週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)に入り、12月19日にはシーズン2の制作決定も発表されました。
文春オンラインでは、『イクサガミ』がヒットした理由について分析した記事が掲載されています。
記事によれば、日本史に詳しくない海外視聴者にも理解しやすい点として、専門技能が時代やテクノロジーの進化によって一夜で価値を失い、職を奪われる不安や経験が描かれていることが挙げられています。こうした普遍的なテーマが、現代のグローバル社会で広く共有されている点が支持につながった、という説明でした。
そのほかにも、本作に込められた背景や意味が丁寧に読み解かれており、記事を読み進めるうちに、第1話だけで判断せず、もう一度続きを見てみたいという気持ちに変わりました。文章の分析力が優れているのか、それともぼくが単純で他人の意見に影響されやすいだけなのか、その判断は少し微妙なところです。
参照:「『イカゲーム』のパクリ」と当初は批判も…Netflix『イクサガミ』が世界的ヒットした理由
