ラーメンのおいしさは格別で、ぼくもかつてはこってり系が大好きでした。しかし、あるとき体調を大きく崩したことをきっかけに、ラーメンを控えるようになりました。若い頃は多少食べすぎても平気でしたが、年齢を重ねるとその無理が確実に体へ返ってきます。

そう考えると、年間600杯ものラーメンを食べる生活など、ぼくにはとても耐えられず、下手をすれば命が縮むかもしれません。そんな中、年間600杯を食べ歩き、100本以上の記事を書き続けるラーメンライター・井手隊長(44歳)が語る「絶対に太らない理由」は、とても興味深い内容でした。

● 健康診断が意識を変えた
井手隊長には「そんなに食べていて、よく太らないですね」「健康診断は大丈夫なんですか」と、いつも同じ質問が寄せられます。若い頃の彼は、好きなものを食べても問題ないという漠然とした自信を持っていました。

しかし20代半ば、健康診断の結果がその考えを一変させました。前年までは良好だった数値が一気に悪化し、医師から開口一番「井手さん、今年何がありました?」と問われたのです。その理由は――ラーメンでした。

その日以来、彼は「長くラーメンを楽しむためには、自分が健康でいなければならない」と悟ったそうです。

● 甘い飲み物は“お菓子”
井手隊長の朝は、ほとんどの日が目玉焼きから始まります。サラダがあれば添えますが、なくても問題なく、パンやフルーツ、ヨーグルトも取りません。これにより、昼に食べるラーメンが一段とおいしく感じられるそうです。

甘い飲み物は一切飲まず、砂糖入り飲料は「飲み物の形をしたお菓子」と考えています。それならラーメンのスープを飲む方がよほど納得できる、というのが彼の持論です。

さらに、家で白ご飯を食べることはほとんどなく、炭水化物はラーメンでとると決めています。家庭ではタンパク質と野菜を中心にすることで、ラーメンライターとしての食生活を成り立たせているそうです。炭水化物は「ラーメンのためだけに使う枠」という明確なルールがあるのです。

このように、井手隊長の食生活は、ラーメンを食べ続けるための徹底した調整であり、一般的なダイエットとは目的も姿勢もまったく異なります。そこには、まるで「ラーメン哲学」とも言える信念が感じられます。

 

参照:年600杯ラーメンを食べてるのに「標準体型」「絶対に太らない理由」が衝撃的だった