今回の参院選で東京選挙区に出馬している参政党公認の、さや候補。さや氏は都内の女子短大を卒業後にJAZZシンガーとして活動し、2008年にCDデビュー。公式HPによると、西城秀樹さんや因幡晃さんなど、名だたるアーティストとの共演歴もあるようだ。顔も綺麗でスタイルもいいが、発言があまりにも暴言すぎて注目を浴びている。
さや氏が政治に興味を持つきっかけは何か?
さや氏はジャズシンガーとして保守系CS放送で歌ったつながりで、さまざまな論客の話を聞くようになる。特に、元航空幕僚長・田母神俊雄の番組『田母神塾』に出演したことが政治に興味を持つきっかけとなった。保守系CS放送でジャズ歌手としての活動を行う中で各界の保守論客と交流を深め、経済評論家三橋貴明が主宰する「三橋TV」などにも出演している。
さや氏をめぐる三つのお騒がせ案件を追っていきたい。
一つめは、核に関する発言。
さや氏は「日テレNEWS」(3日配信)で、核の保有や日米安保について問われ、「米国に頼ることはあるが、自分たちも備えるのは当たり前だ」「あの北朝鮮ですら核兵器を保有すると国際社会の中でトランプと話ができる」「核武装が最も安上がりであり、最も安全を強化する策の一つだ」と答えた。
参政党としても核の保有を含めた防衛力の構築を考えていると述べた。
また、2023年に配信された番組「皇統を守る会チャンネル」では、「徴兵制が担ってきた教育的な役割、学校教育では教えられないことが、兵役の中では教えること、体験することができる」と発言。「日本であれば『益荒男(ますらお)(強く勇ましい男子)』の部分を体感することができる」などと主張した。
昨年、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)に授与されたノーベル平和賞は、核兵器廃絶への地道な活動を認めたものだが、さや氏の主張は「核兵器は一発たりとも持ってはいけない」という被爆者の願いを踏みにじる暴論。
二つめは、X上のホストに関連した投稿。
「さやさんの支援を表明していたアカウントが、投票済証明書を持参すると、ホストクラブの初回無料引換券になると告知しました。これにさやさん本人が《感謝でいっぱいです!! みんなの想いを無駄にしないよう精一杯頑張ります 》と感謝のコメントを付けました」(政治ジャーナリスト)

これが公職選挙法で禁止されている“選挙買収”にあたるのではないかという指摘が殺到したため、間もなく当該書き込みは削除された。
ネット上では、《投票用紙=金券になってしまっている》《ホストクラブが「選挙に行こう」は美談。参政党さやに投票しよう。これもOK。参政党さやに投票して投票証明書持参でホスト来店初回無料は完全アウト》といった厳しい声も少なくない。
三つめは、スプートニクに出演しての動画公開。
波紋を広げているのは、ロシアの通信社「Sputnik(スプートニク)」日本語版が14日に公開したさやさんへのインタビュー動画だ。
スプートニクはX上で、「これまでのキャリアやチャンネルの司会者になるまでの経緯、そして政治家への転身を決意した理由などについて語った」として、さや氏に関するインタビュー動画を公開した。
これに対し、Xのコミュニティノートでは「『Sputnik』は通常のニュースメディアを装っているが、実態はロシア政府の傘下で、ロシア政府の意向に添ったニュースを発信するプロパガンダ機関。本ニュースで参政党が好意的に取り上げられているが、背後にロシア政府の関与があることに注意が必要です」との注釈が付された。
スプートニクはロシア政府の意向が色濃く反映されるメディアとして知られ、16年のアメリカ大統領選挙では選挙への介入を理由に当時のツイッター社より広告出稿を禁じられた。EUでは21年2月以降、フェイクニュースや陰謀論の配信を理由に禁止措置がとられており、グーグルもEU域内の検索結果から同社のコンテンツを削除している。
EUは「欧州連合(European Union)」の略で、ヨーロッパの27カ国が政治・経済的に協力する連合体。共通の政策や制度を持ち、経済活動や国民の移動の自由を促進している。
さや氏の言動は、何かと問題になるようで三つで収まるわけではなく、ネット記事が次から次へと追加されている。これだけ注目を浴びていると、かなり知名度もあがってきたと思われる。彼女の動向には今後、注目していきたい。
参照:参政・さや候補 核武装を主張/「最も安上がり」
参政党のさや氏、“ホストクラブ無料”の不適切投稿を削除して波紋
神谷代表、「ロシアの影響」説否定 さや氏の「スプートニク」露出は「末端職員が勝手に」
