
遠野なぎこは、6歳で子役として芸能界デビューした。幼少期から父母による児童虐待の被害を受けており、4人きょうだいの中で遠野だけが虐待を受けてきたという。遠野の母は「女優になりたい」という夢を持ちながらも、10代で妊娠出産したので夢を諦め、その夢を子供たちに託してきた。
● 母親との延々と続く闘い
思春期に母から「吐いたら太らないから吐け」などと言われたことから、15歳で摂食障害を患ったが、母もまた摂食障害であったという。
遠野は、1999年のNHK朝ドラ「すずらん」でヒロインを演じ、そこから知名度が広がった。
ぼくは「遠野なぎこ」という名前を聞くと、買った本を思い出す。その本は「一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ」というタイトルで、母から虐待を受けた遠野なぎこと、彼女の母親との延々と続く闘いのような日々を綴っていた。
いつかまた読み直そうと思っていたものの、あまりに暗く悲惨な物語なので再びページを開く気持ちになれなかった。
文春のインタビューでも遠野の強烈な過去のトラウマにつながる思い出が語られている。
「幼少期の記憶というと、母親から虐待を受けていた記憶しかないんです。小学生くらいからの記憶なのかな。殴られたあと、いつもバケツを渡されて、その中に鼻血が溜まっていくのを見ていました。」
「彼女(母親)が不倫をしている相手との話をよく聞かされていました。「今日キスしたの」とか、不倫相手の男性器の写真を見せられたこともあります。私はまだ幼かったから、何をされているのかさえわからなかったけれど、そういう虐待がずっと、きょうだいの中で私だけに行われていました。」(遠野なぎこ)
なお、遠野なぎこの母親は2022年に自殺をしたという。
3人目の夫が癌で死去してからの後追い自殺だった。遠野は母の葬儀には参列しなかった。母からは一度も愛情を受けることはなく、遠野は自殺した母について「『母親』にはなれずに『女』のまま生きている人であった」と語っている。
● 遺体がありました
ところで、そんな遠野なぎこに関しての「異変」が確認されている。
7月3日の夕刻に、消防車、救急車が止まり、隊員がガラスを割って遠野の自宅と見られる部屋に入っていく姿が目撃されていた。また、遠野がかつて所属していた事務所関係者も、遠野と連絡はつかなくなっていることを証言したという。
かつてのマネジャーは「朝からいろんな方から問い合わせが来ているので、本人に何度もLINEをしているのですが、全く既読になりません。とても心配です」と回答した。
同マネジャーによると、現在の遠野は事務所に所属しておらず、現実に本人のインスタグラムが「仕事の窓口」になっているとの事。直近の投稿は1週間前の6月27日で、鶏肉をフライパンで煮詰めている動画だった。
その前日の同26日には「私、うつ病なんだって 知らなかった」と告白していたが、料理や愛猫を写した投稿を続けていた。そして、27日には「訪問看護の日でした」と明かし、「あたしゃ、まだまだ生きるぞ」などとつづっていた。
7月3日に、遠野の住むマンションから運ばれたのは“腐乱した遺体”だったという。
「マンションの住人と連絡が取れないという通報があり、警察がマンションの部屋に入ったところ、すでに亡くなっている遺体がありました。連日の暑さもあってかなり腐乱していたようで、その部屋の住人なのかも判別がつかない状態だったようです。
警察はDNA鑑定を行うため、遺体を移動しました。4日時点で、部屋の住人である遠野さんとは、連絡が取れない状態のようです。DNA鑑定の結果は週明けにも出るようです」(警察関係者)
恐らく、色々な状況から考えてその遺体は遠野なぎこ本人なのであろう。まだ45歳という若さだった。
参照:45歳・遠野なぎこに「異変」 自宅の窓ガラス割って救急隊員が侵入の証言
母親から虐待を受けた遠野なぎこ(44)が、15歳で摂食障害になったワケ
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