「小学校の教師が女子児童の盗撮で捕まった」というのは、しょうもない事件の一つ。

但し女子児童の盗撮をSNSのグループチャットで共有していて、10名ほどのグループメンバーがいたという。メンバーには、各地から集まったとみられる小中学校の教師ら10人近くが参加していたというから驚きだ。

● なんのために教員になったんだ
教師の逮捕を受けて名古屋市の広沢一郎市長は
「子どもたちは何を信じればいいのか。全国でそういうグループを作り、画像を共有しあっていた。なんのために教員になったんだ。本当に申し訳ないとともに、怒りに満ちあふれている」

と嘆いたというが、別の角度から考えれば、小児性愛者にとっては小学校の先生というのは、安定した生活費を稼ぎつつ、自分の性的嗜好を満たせる都合のいい職業ともいえる。

防犯教育専門家の清水奈穂さんは、こうした教師のグループは「これ以外にも存在する可能性がある」と指摘する。

2013年度以降で年間200人を超える、わいせつ行為などで処分された教師がいる。これでは親は、安心して小学校に自分の子供を通わせられなくなるような事例だ。

テレビではこの事件をあまり取り上げていない。

グループの存在が明らかになったのは、今年1月に名古屋市の小学校の教員・水藤翔太被告(34)が逮捕されたこと。名古屋市熱田区の駅のホームで、15歳の女性のリュックサックに体液をつけたとして逮捕された。

警察が被告のスマートフォンを解析したところ、被告が所属するSNS上のグループで、女子児童の盗撮画像などが共有されていたことが明らかになり、捜査の結果、小学校教員の2人を逮捕した。

● 約70点の画像や動画が共有
二人とは、42歳のグループチャットの管理者でもある名古屋市立小の教員・森山勇二容疑者。そして37歳の横浜市立小学校教諭・小瀬村史也容疑者。2人は女子児童の下着を撮影し、グループチャットで共有した疑い。

森山は学校では4月から主幹教諭を務め、校長や教頭の補佐をしたり教師を取りまとめる校内でナンバー3の立場だった。クラス担任はしておらず、行事があったら記録用の写真を撮影する役割もあったという。

グループチャットは森山が開設したもので、女子児童の着替えの様子を撮影したものなど約70点の画像や動画が共有されていた。共有された中には、性的ディープフェイク画像もあった。これは実在する子どもの顔写真にAIで生成した裸の体を組み合わせたもの。

グループチャットには、鑑賞した教師から「これはいいですね」「見入っちゃいます」などと、互いがチャットに投稿した画像や動画の感想を伝え合っていた。

グループ全員が教師で、知られたら即逮捕にもつながりかねない、危うい繋がりなのに、「いいですね」などとコメントしているのは、ずいぶんまぬけで危機意識のない教師もいたものだと感心する。

参照:教師の盗撮グループ「まだあるかも」 教育者の性犯罪から子どもを守るには

   女子児童を盗撮、共有の疑いで小学校教師逮捕 教え子に驚き「明るい感じ」

   教員ら児童盗撮事件 女児の着替えなど校内とみられる画像も  
   女児盗撮、SNSに教員約10人参加か…互いに感想「これはいいですね」