
6月3日、岡山県里庄町のゲストハウスで、宿泊した女性に薬物を飲ませて性的暴行をした罪に問われている経営者・武内俊晴被告(51)の裁判が行われた。検察側は、「他に類を見ないきわめて悪質な犯行態様」などと懲役28年を求刑した。
武内被告は2018年から2022年にかけ、経営するゲストハウスに宿泊した女性客らに、睡眠作用のある薬物を酒に混ぜて飲ませ、抵抗できない状態にして性的暴行を加えたなど、10人に対する罪に問われている。
一方で武内被告は「黒い影から命令されていた」などと話し、弁護側は当時、総合失調症、あるいは「他の精神疾患の影響で善悪を区別し、行動をコントロールする能力を失っていた」として、無罪を主張した。
武内被告が、その不安な精神状態で、『ゲストハウスの経営ができていた』というのがそもそも無理があるのではないか。「黒い影から命令」などは罪逃れの言い訳としか聞こえない。逮捕された2022年にも、「行為は同意の上だった」と容疑を否認していた。
● 利用者からの称賛の声が並んでいた
「付近を旅行するときはいつも利用している」「夕食の鍋が絶品」――。武内被告が経営する「Cafe&GuestHouse 凸屋とつや 」を紹介する大手旅行サイトの口コミ欄には、利用者からの称賛の声が並んでいたという(現在は削除)。
竹内被告は2018年に古民家を購入し、宿を開業。囲炉裏を備えた内装や宿の名物の笠岡ラーメンが評判で、バイクのツーリングの際に宿泊する旅行客らでにぎわい、女性1人での利用も多かったという。
そうした評判をよそに、オープン当初から、容疑者と近隣住民とのトラブルは絶えなかったという。
「隣の家との境界線の柵を勝手に引っこ抜く、屋根の瓦を他人の畑に捨てる、車で狭い道を猛スピートで走る……やりたい放題ですよ。抗議すると“警察を呼ぶ”“弁護士を知っている”と言われるし、厄介きわまりない人だった」(近隣住民)
なかには2、3か月間という長期宿泊をする女性もいたという。そんな中、こんなトラブルも起きていた。
「親とケンカして家出してきた女性が容疑者の宿にずっと泊まっていて、母親が娘を取り返しにきたことも。そのとき、母親が“娘は100万円を数回、うちの口座から下ろして宿につぎ込んでいる”と言っていました」(近隣住民)
宿泊費は素泊まりなら1泊2000〜3000円程度で、数百万円もかかるわけがない。
男性は「女性の宿泊客には優しくしていたようだが、地元住民は近寄らないようにしていた」と語る。
罪の内容が、薬を盛っての性的暴行なので『優しく』というのとは見せかけで、悪意を心に秘めた優しさだったわけだ。
また、このゲストハウスに関するFACEBOOKがそのままなのは問題ではないか。訪れたお客の写真などが掲載されているので、二次被害の心配をするコメントが掲載されている。まさにその通りで、警察などが早急に削除に動く必要性を感じる。
参照:宿泊客の女性10人に睡眠作用のある薬物飲ませ性的暴行を加えたなどの罪に懲役28年
女性客には優しいが、住民とはトラブル続出…「鍋絶品」人気宿経営者が客に性的暴行
《8度の再逮捕》「脅して金を巻き上げていた」「数百万円、つぎ込んだ人も」