
1937年のディズニーアニメ映画「白雪姫」の実写版となる同新作を、白い人ではなくてコロンビア系の人が演じたということで問題になっている。白雪姫を演じた人は、女優で歌手のレイチェル・ゼグラー(23)で、一部の原作ファンから「白雪姫」ではなくて「黒雪姫」だろうというバッシングもあるとのこと。
また、映画のタイトルから「7人のこびと」が除外された点も議論を呼んでいる。1937年アニメの原題または英題は「Snow White and the Seven Dwarfs」。タイトルから”and the Seven Dwarfs”を除外の理由は、ディズニーが現代的価値を反映した決定だが、伝統的なストリーを好むファンの間では原作を傷つけたとの批判が出たという。
イギリスで、実写版「白雪姫」の俳優たちが参加するプレミア試写会を開催しないことを決めた。プレミア試写会とは、封切り前に有料で見せる試写会の事で、開催しないのは否定的世論を考慮した措置とのこと。
日本では3月20日から劇場公開される。この否定的世論の件はニュースになっていて、相当な物議をかもしだしているようだが、ぼくはそもそも白雪姫の実写版が映画化される事自体、知らなかった。だからニュースを読んでいるうちに映画を見たいと思ったので、映画に関して世間が何も知らずに公開してしまうよりは、いい宣伝になっていると言えるのではないか。
レイチェル・ゼグラーは、ウエスト・サイド・ストーリー(2021)にて主役を演じた女性で「ゴールデングローブ賞 映画部門 主演女優賞」をとっている女優だ。
「ウエスト・サイド・ストーリー」は近所の映画館に観に行った作品で、ストリーに関してはあまり感じるところはなかったけれど、レイチェルの歌声は魅力的で映画の中で存在が光っていた。主演女優賞は、ぼくには納得の賞に思えたものだ。
色々な批判の中でもレイチェルは前向きの発言をしている。
「この映画に対する人々の感情を私は情熱と解釈している」
「私たちが周りの人たちの意見と常に一致するとは限らない。できるのはベストを尽くすことだけ」
では、レイチェルのどのような発言が物議を醸しているのか。それは、1937年版のアニメ映画について「時代遅れ」と発言したこと。さらに2023年に応じたVarietyのインタビューで、「白雪姫は王子に救われることはない。彼女は真実の愛を夢見るのではなく、自分がなれると確信しているリーダーを目指す」と語った発言も一部のファンから「オリジナル映画への敬意が欠けている」と、批判されることになったという。
しかし映画がバッシングを蹴散らすくらいの出来栄えであれば、実写版・レイチェル・ゼグラーの「白雪姫」の勝ちと言えるが結果はどうなのか公開日が待たれる。
参照:ラテン系女優の『白雪姫』に「低評価」110万人…結局、ロンドン試写会が中止に
実写版「白雪姫」主演女優 数々のバッシングに「情熱と解釈している」
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