「愛の不時着」公開日:2020年02月23日 韓国
 

今から4年前に落語家の笑福亭鶴瓶が、韓国ドラマ「愛の不時着」にはまっていることがネット記事になっていた。

● 『愛の不時着』を見ることはやめられない
『鶴瓶はなんと全16話の2巡目に入り、10話まで見ていると告白。元々ドラマをじっくり見続けるタイプではないということで、「そんな人間じゃなかったんや、俺は……」とこぼしつつ、テレビ収録が再開し始めて忙しさが戻っている中でも『愛の不時着』を見ることはやめられないようだ。』

それを読んだ時にむしょうにそのドラマを見たいと思った。

DVDをレンタルしようと思ったのだが、TUTAYAにもGEOにも置いていなくて調べてみたらNetflixオリジナルドラマだった。その頃はどこの動画配信にも入っておらず、NETFIXに入っていないと観れない事がわかってひどくがっかりしたものだ。

実は、姉とこのドラマの話をしていたら同じ経験をしていたことを知った。姉も「愛の不時着」を見れないかと探していたというのだ。Netflixも、ヒットしたドラマはDVD化とレンタルを早めに許可してくれればいいのに、話題だけ先行させてずいぶん罪なものである。

「愛の不時着]は、実業家で韓国の財閥令嬢でもあるユン・セリ(ソン・イェジン)がパラグライダーに乗っていたところ、突如竜巻に巻き込まれ到着したところは北朝鮮。ユン・セリが不時着したところを、北朝鮮の軍人に救助され、やがて2人の間に愛が生まれるという、そんなお話。

だから、ドラマでは韓国で優雅なお嬢さん暮らしをしていた令嬢が、北朝鮮の生活を強いられるというそのギャップが面白く、効果的に描かれていた。

● 10時間以上も列車が止まる
例えば、北朝鮮では停電が多いとドラマで描かれている。実際にもドラマのように多いのかと疑問に思うほどだったが、そこを解説してくれている記事が以下のようにあった。

『国際社会からの経済制裁などによって、北朝鮮の電力不足はますます深刻になっています。供給先として優先されるのは、平壌の中核施設、その次が産業や軍事施設など。地方の住宅地や、民間人が利用する列車向けの電力はかなり後回しにされています。

そのため、ドラマのように停電で10時間以上も列車が止まっている場合が多く、両江道のような北方の地方だと、平壌まで出るのに2、3日かかることもよくあります。脱北者の話では、平壌のタワーマンションでは停電でエレベーターが止まってしまう日が多いといいます。』

いかに北朝鮮の人々が厳しい環境の中で生活をしているかがわかる一つのエピソードになっている。でも、ドラマとして成り立たせるために、現実の生活よりかなり甘めに表現しているようだ。

ソン・イェジンの相手役の俳優・ヒョンビンもじつに誠実そうな好青年をうまく演じていて、大人のおとぎ話のようにも思える甘いストリーに惹きこませてくれた。また適度に物語にユーモアも盛り込まれていて、楽しく見ることができた。

但しストリーの後半に中ダルミを感じる部分もあり、ぼくは鶴瓶のように2度見たいと思うほどにははまらなかった。

なお、鶴瓶は主役のソン・イェジンと対談が実現している。MBSラジオでパーソナリティを務めている『MBSヤングタウン日曜日』とのコラボとして展開されたもので、大阪・MBSラジオのスタジオと韓国のスタジオをWEB中継でつないで行われた。

またソン・イェジンは、過去には「徹子の部屋」にも出演したことがあった。映画「4月の雪」(2005)のPRの為に出演していたとのこと。日本とも交流がある女優なことがわかり親近感が増してくる。彼女は現在、「愛の不時着]が縁でヒョンビンと2022年2月に結婚し、一児の母でもある。

参照:韓流ドラマ「愛の不時着」の北朝鮮生活はどこまでリアル?