ニュースで成人式の女子の派手な着物を見ていたら、ふと思ったのはいつのまにか、着物がぼくの記憶にあった着物っぽくなくなっているという事。いまさらなんだろうけど、驚いた。



そして、成人式も単に仮葬行列化してきており、もはや渋谷のハロウインに似た状況になってきたような気もする。もちろん、まじめに参加している若者も多いはずだが、過剰な自己表現でずれた感覚に思える面々の衣装がやけに記憶に残ってしまう。

そのうち、北九州市の成人式は世界にも知れ渡り、海外からも参加する人や見物する人が出てくるのかもしれない。

映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の派手さをふと思い出して、見直したくなった。成人式が、とにかく派手で、他人より目立つことが主になっているような変な感じがした。

相変わらず、喧嘩っ早そうなド派手な衣装を着た、良く言えば個性的、悪く言えば頭悪そうな面々が、警察といざこざを起こしていることがニュースになっている。

警察も大変だろうと思う。一応、成人式という記念すべき日を迎えた人を逮捕したくはないだろうし、かといって規則を守らない人への参加者を見逃すわけにはいかないであろう。

世界の成人式では、体験したいとは絶対に思えない成人式もある。伸縮性のない縄を使ったバンジージャンプができる事とか、牛を10頭ほど一列に並べて、その背に次々と跳び乗って4往復する体力勝負の式だったり、毒アリの袋に10分間、手を入れるなどの式。それにくらべれば、派手さを競ったり、仲間と騒いだしてとりあえず参加すれば想い出になるだけの日本の成人式は平和だともいえる。

その派手さとは別に8日に福岡・北九州市で開かれた「二十歳の記念式典」で、振袖に墨汁のようなものがかけられる卑劣な事件が起きていたことがニュースになっていたが、その犯人はぜひとも捕まえてほしいものだ。

振り袖を貸し出したホテルが、被害にあった女性に“支援の手”を差し伸べた。事情を聞いたホテル側は、クリーニング代を負担することを決断。さらに、写真を撮れなかった女性のために、別の振り袖を無料で貸し出すことを提案したというから素晴らしい。

さて、ぼくの想いは別として、一つの仮装集団として観た場合の成人式の写真で、ロケットニュースで取り上げられた2021年から2023年で印象に残った写真をこの後も並べていきたい。


 

 

 

 

 

 

 

 

参照:世界の成人式がどんな感じか見てみよう!
   【修羅の国2021】大寒波もコロナも黙らせる北九州市のド迫力新成人

   【修羅の国2022】北九州市の成人式に突撃ィィイイ! リーゼントッツォ

   【修羅の国2023】北九州市「二十歳の記念式典」がヤバ過ぎた /

   振り袖に“墨汁”…貸し出したホテルが“支援”決断