「週刊文春」が創価学会にメスを入れ始めている。

今週号の12月8日号では「創価学会が恐れるオウム以来の危機として4ページのトップ記事で掲載している。

そこではなぜ、いま創価学会を取り上げるかの理由を挙げている。
数多の宗教団体と異なり、政権与党・公明党の支持団体であるから。そのため、創価学会の意向はよりダイレクトに政府の政策決定に反映されやすい。その一例として岸田文雄首相が今国会での成立を目指す宗教被害者救済新法の件を挙げている。

被害者弁護団からも「ほとんど役に立たない」と酷評される始末で、日経新聞の世論調査でも「もっと厳しくするべきだ」という回答が66%にもあがったという。

● 仏壇関連で約2千万円を投じた
ところで、創価学会といえばテレビではほとんど見なくなったお笑い芸人の長井秀和(51)の名前がニュースとして出ている。



「週刊新潮」11月24日号で、自身の「2世」としての苦悩や「財務」と呼ばれる寄付の実態などについて告白した。すると、直後に学会側が反応。代理人弁護士から新潮社社長と長井氏に対し、抗議書が届いたという。

長井氏が語った「学会側が明言することはありませんが、財務の額はおおむね収入の1割が目安といわれています」という点と、長井家が仏壇関連で約2千万円を投じたという点について、いずれも学会側は〈事実無根〉としているが、長井氏はこう反論する。

「(財務の目安については)創価学会がオフィシャルに明言しているわけではありません。しかし、現場の活動の中では収入の1割こそが、池田大作先生へのお返しなのだ、という地区の指導がまん延していました。そうした実態を無視して、“そのような事実はない”とは片腹痛いですね」

「うちは何度か引っ越しをしていて、東京の武蔵村山市にあった3階建ての自宅に住む前、高校生の時には同じ市内の借家に、小学校に入るくらいの時には東久留米市に住んでいました。引っ越しをするたびに仏壇も買い替えていたんです。またバブル期には、“仏壇は良いもののほうがご利益がある”という風潮があり、わざわざ仏壇を高価なものにしていました。

 

地域の新しい入信者に買ってあげたこともあり、トータルで8、9基くらいにはなるはずで、それらをひっくるめると2千万円相当になります」

● 上には上がいると言いますか
長井氏もかつて学会員として、公明党の政治活動に身を投じていた。所属していたのは、学会内に作られた「芸術部」という組織だった。

「芸術部には、いわゆる芸能人以外にも、伝統芸能や美術関連、それに裏方として働く人などが含まれます。要するに、『広く芸術分野の仕事をしている学会員』ということですね。詳しい総数は掴みにくい面もありますが、トータルで5000人くらいはいたはずです。その中で、テレビに出ているタレントや芸能人となると、ほんの数%です」(長井氏・以下同)

芸術部が担う役割の中には、学会への信者の勧誘活動もあるという。実際に長井氏自身も参加を促されたことがあった。

「大規模な集会もありましたし、個人宅でやるような十数人程度の座談会なら50回くらい参加しました。地方に行くこともありました。集会の場合は、まず各地区の支部から文化本部にリクエストがあるんです。そこから芸術部にオファーが来て……という流れです。座談会のような小さな集まりなら、芸術部を介さずオファーが個人的に届くこともありました。

それでも、私の活動量は大したものじゃありませんでしたよ。上には上がいると言いますか。岸本加世子さん(61才)や久本雅美さん(64才)、柴田理恵さん(63才)は、芸能界に入ってから入信したかたたちですが、熱心に活動していたので、芸術部の中で高い役職を得ていたようですね。

特に久本さんは芸能界でも売れっ子で多忙なのに、大規模なセミナーにも、個人宅の集まりにもマメに顔を出すんです。あまりにも出没するので、一時期“久本さん5人いる説”が流れたほどでした」

● 市議選への出馬
長井氏は昨年8月に政治団体を一人で立ち上げ、西東京市の市議選への出馬を宣言している。(投票日は2022年12月25日)
昨年11月のFRIDAYの取材に以下のように答えている。

――出馬を決意した理由は何でしょう?

「私の身近にもコロナ禍で苦しんでいる生活困窮者がいます。そうした方々に(市政の)手が差し伸べられていない現状を肌で感じたからです」

――所属事務所『タイタン』は何と?

「太田光代社長にも出馬は伝えています。まあ、応援するでも反対するでもない感じですね。爆笑問題の太田光さん? もう1年ほど会ってないので、何とも……」

長井は自身が創価学会の会員であることをオープンにしている。やはり公明党から出馬することになるのだろうか?

「私は過去に創価学会や公明党の批判めいたことを言っているので、現状では声がかからないんですよ。声をかけられても、政策が合致しないかぎり無所属です」

今後、「長井秀和」対「創価学会」の相互の意見の対立はどのような展開になっていくのか・・・・・。また、統一教会と同様に、創価学会にもテレビを始めマスコミが切り込んでいけるのか否か。

参照:長井秀和が出馬へ!「公明党からは声がかからないので無所属です」
   長井秀和が語る、創価学会芸術部「芸能人は客寄せパンダのような存在です」
   宗教2世・長井秀和「実家の仏壇はトータル2千万円」と創価学会抗議書に真っ向反論