今年、音楽活動の一線から退くという吉田拓郎。その吉田拓郎の持ち歌に「高円寺」というタイトルの曲がある。

♪ 君は何処に住んでいたのですか
  高円寺じゃないよね

歌詞の中に出てくる”高円寺”はこの1ヵ所だけなんだけど、何かドラマチックな出来事を内に秘めた街のような気がした。影響されやすいぼくは、一時期東京都杉並区の高円寺に住んでいた。その高円寺の駅からすぐのところに「餃子の王将」があって、安くておいしいのでよく利用していた。



そんなお馴染みの店の社長が何者かに殺されてしまったという事件はショッキングでよく覚えている。

それが2013年のことだったので、それから約9年経過してしまったわけだ。

もう迷宮入りなのかと思ったら、ネットのニュース記事に「餃子の王将」の社長殺害で工藤組が関係していて、56歳の幹部が逮捕というのを読んで驚いた。

まだ、名前も公表されていない状態なので詳細はこの後にでてくるのだろう。

捜査関係者によると、56歳の幹部は9年前の12月に「餃子の王将」を展開する社長の大東隆行(おおひがし たかゆき)さん(当時72)を早朝、京都市の本社前で拳銃で撃って殺害した。

大東さんは銃撃された4発の銃弾が胸や腹にすべて集中していた。日本ではあまり使用例のない二十五後継の自動式拳銃が使われ、警察は、拳銃の扱いに慣れた計画的な犯行とみて捜査を進めていた。

その結果、現場近くで見つかった煙草の吸い殻から検出されたDNAの型が幹部のものと一致したことなどがわかり、警察は逮捕状を用意して捜査を進めている。

2015年には、その吸い殻の券に関しては、このような記事も出ていた。

 

「現場に落ちていたタバコの吸い殻に付いていた唾液とDNA型が一致したからといって、その男が事件に関わったと決まったわけではない。それどころか、犯人がわざわざ現場にタバコを捨てるかどうかという点も疑問で、真犯人が捜査を攪乱する目的でそこに置いた可能性も否定できない。」
(捜査関係者)

この幹部は14年前に大手建設会社「大林組」の社員などが乗った車に拳銃を発砲したとして、懲役10年の実刑判決を言い渡されて服役中とのこと。

参照:「餃子の王将」社長射殺、工藤会系幹部に逮捕状 容疑で京都府警