「カムカムエヴリバディ」は、日々楽しみにしているNHK朝ドラではあるけれど、このタイトルを言うときに噛みそうになる語感なので、ぼくにはこのタイトルは「噛む噛むエヴリバディ」だ。
というしょうがないことが、毎回、頭の中に登場してくるので困ったものだ。ドラマのタイトルは言いやすさも考慮してほしいところだ。

「カムカムエヴリバディ」は、3世代のヒロインがバトンタッチをしていくという変則的なドラマなところも面白いけど、何よりも18歳の役を48歳の深津絵里が演じるというところがすごかった。

すごいというより、ぼくとしてはさすがにこれはがやりすぎだろう・・・・と思った。そのため、ドラマを観ながら『今の場面は40代の深津が出てしまっていた』という間違い探しのような見方をすることがあり、少々疲れてしまうときがあった。

違和感なく観れるドラマを作ってほしいものだ。現在の母親役になってからはようやく安心してみられるようになったが。

このことは、「『カムカムエヴリバディ』、2人目のヒロインが深津絵里(49)でなければならなかった理由」という記事を読んで少しは理解したものの、基本的に考えは変わらない。ドラマに変な方向に頭を使わせるのは、損だと思う。意識が物語から離れてしまう。

一時期、あまりに違和感がありすぎて見るのをやめようかと思ったくらいだ。それでも、見続ける魅力を持っていたドラマであることは凄いと思う。

ところで、深津絵里の記事で「深津絵里 朝ドラで貫く“番宣控え”の姿勢…ヒロイン恒例の『あさイチ』にも出ない理由」というタイトルの記事をみつけて、面白いと思った。

「ここ数年、朝ドラの歴代ヒロインは、生放送の情報番組『あさイチ』と『土曜スタジオパーク』(ともにNHK)に出演して番宣を行うのが慣例です。第1章のヒロインを演じた上白石萌音さん(24)は昨年ともに出演し、川栄さんも今後、出る予定だそうです。ただ、深津さんはるい編放送中にどちらも出演することはなく、このあとも出る予定はないと聞いています」(NHK関係者)

深津絵里のこの姿勢には賛成で、なぜドラマの最中に出演者をわざわざ呼んで、ドラマから離れた個を語らせるという行為を行うのか不満だったからだ。

見たい人、聞きたい人もいるので、そうでない人はテレビをみなければいいだけなのだろうけど、ついつい見てしまってそれで満足したかというと、そうでもなく、いつもドラマが終わってからじっくり聞きたかったと、思ってしまうのだ。

深津はかつて女優業についてのこだわりをこう語っていたという。

《“こういう人”みたいなものを自分で作ってしまうのはつまらないと思っています。(中略)“何もない”“何者でもない”ことが、自分の中ですごく心地良いのかもしれないですね》(『SWITCH』 ’08年6月号)

参照:深津絵里 朝ドラで貫く“番宣控え”の姿勢…ヒロイン恒例の『あさイチ』にも出ない理由

   「ひなた」に交代でようやく分かった…『カムカムエヴリバディ』、2人目のヒロインが深津絵里(49)でなければならなかった理由