1998年に和歌山県の和歌山市で起ったカレー事件。
地区で行われた夏祭りにおいて提供されたカレーライスに毒物が混入され、カレーを食べた67人が急性ヒ素中毒になり、うち4人が死亡した
その事件で死刑判決を受けた主婦の林眞須美(はやし ますみ)の長男の記事を読んだ。加藤慶(かとう・けい)氏が書いている。長男は「一部のマスコミに人生を狂わされた」と訴えている。
彼は、『お父さんは何してるの? 』みたいな日常会話から全部嘘をついていかなければならないので、嘘に嘘を重ねてメンタルがやられて、どんどん引きこもりみたいな生活をして、友達と言ったらのはお父さんだけみたいな状況になったという。
婚約者もいたが、林真須美の息子であることがわかり破談。家族もお互いに交流は最小限に留めて、どこに住んでいるかも不明。
彼の姉は林家と袂と分かち、別の人生を歩み出した。亡くなった後に戸籍謄本を取ると、本名まで変えていた事実を知ったという。
思い出の実家も2000年に何者かに放火されて全焼。更地となって、帰る場所も今はない。実に索漠とした気持ちになってくるような現実が浮かんでくる。
そんな日々での仕事をしながらの毎日を
「仕事が終わったらワンルームの自宅に帰って、『Netflix』を見て酒を飲んで寝るだけの生活。本当に、ただ息をしているだけの暮らしをずっと続けてきた」
と、言ったことが記事になっている。
が、そこだけをなぜか切り抜いたような感想が延々、5チャンネルに上っている事が「痛いニュース」のサイトの記事でわかる。
「Netflixとか貴族じゃん俺は平民だからAmazon primeビデオしか見れんわ」 とか、
「Netflix契約できる分お前らより上だな」
「犯罪歴無しの俺と同じ生活なんだが?」
「俺よりマシで困る…家帰って米だけ炊いて惣菜もんくって終了 酒なんて贅沢」
「それ俺や ただ息してるの何か問題あるか?」
などなど・・・・・・。
長男の記事はけっこう長文で、5ページにわかれているが、『Netflix』の部分は1ページ目にある。たぶんそのページだけを読んで書いているのだろう。
殺人犯で刑務所に入っている母親の存在や、事件の影響と思われる「長女が4歳の娘と無理心中」などの背景をすっとばして、自分と同じ環境の目線で「 ネットフリックス観れていいじゃない」が、多くの人からコメントであがっている5ちゃんねるの能天気な不思議さ。
参照:林真須美の長男「仕事が終わったらワンルームの自宅に帰って ...
