紀州のドン・ファンと呼ばれた野崎幸助さん(77)の殺人事件は、なかなか進展がぜず、3年めにしてようやく決着がついた。4月28日に野崎幸助さんの元奥さんである須藤早貴容疑者(25)が逮捕された。
 


 

和歌山県警が東京都品川区のタワーマンションに住んでいた早貴容疑者を、殺人と覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで緊急逮捕した。
 

● UAEのドバイへ高飛び
このタイミングの逮捕は、早貴容疑者が中東のUAE(アラブ首長国連邦)のドバイへ高飛びする計画を立てていたた為と言われている。


今年1月に「FRIDAYデジタル」が、須藤容疑者が4月に海外移住計画があるとスクープ。
「(早貴容疑者は)かつて『何度もドバイに行ったことがある』と本誌に語っていた。馴染みのある土地で悠々自適な生活を送ろうとしているのだろうか」と報じていた。


彼女は海外旅行好きで、SNSでも渡航先の写真を掲載。さらに過去、出演していた複数のビデオ作品でも熱くUAE愛を語っていたという。


3年前に発売されたビデオでは、これまで15か国ほどの海外渡航歴があるとし、一番良かった国には真っ先にオイルマネーで沸くUAEと挙げていた。


ドバイに飛ばれたら逮捕がむずかしくなるし、覚せい剤の売人とコンタクトをとっていたということも逮捕につながったようだ。


奥さんの事で言えば、野崎幸助さんとの年の差婚は、加藤茶を飛び越して、55歳差だということがクローズアップされた。


野崎さん本人も著書の中で、

「再婚した加藤茶さんが選んだお相手が45歳の歳の差婚で大騒ぎになりましたが、私はそれを軽く超える55歳差婚です」
と書いていた。ネットの声だけでなく、本人もまた、加藤さんを意識していたことが分かる。

 

うちの奥さんの感想は一言。
「55歳差婚だなんて気持ち悪い」


まあ、ここまではっきり言う人はあまりいないかもしれないが、若い娘好きの変態的な老人趣味をそこに感じる人も多いかもしれない。


自分の娘の年齢を通り越して、孫の年代の娘と結婚するようなものだ。とは言っても、ぼくはあまりそこに異常さを感じなくて、野崎幸助さんも恋愛至上主義なわけでもなくて『若い女性とエッチするためだけに、金持になった』と、常々公言している。


また元奥さんの須藤早貴容疑者も、55歳の年の差のギャップよりもお金を選んだというだけだから、互いの欲求を満たし会っていたと言えるわけだ。


● エッチをすることが生きがい
野崎幸助さんのことは、彼が殺人事件に巻き込まれる前に本を買って知ったいた。タイトルは「紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男」


野崎さんは性欲に関してトコトン前向きなのが読んでいて面白い。本の冒頭で、『エッチをすることが生きがいで、エッチさえしていれば元気になれて健康にもねれる。私はそう思って生きてきました。』と、述べている。自分の性欲に関してこのように書いている。


『14歳で筆下ろしをしてから約60年たちました。その間、若いころはもちろん、現在でも、美しい女性とエッチすることをずっと考え続けてきました。こんなことを堂々と書けば、「変態なんだろ」と感じる方もいるでしょう。しかし、私は自分が変態だとは露ほども思っていません。

私の年収は軽く億を超えていますけれど、「はじめに」にも書いたとおり、お金を稼ぐのは女性とエッチするためだと割り切っているのです。それにエッチは健康維持のためにも非常に効果があります。


「社長お肌がきれいですね」
お世辞かもしれませんが、よくそう言われることです。私の顔にシミがなくて肌がすべすべしているのは毎日エッチのことを考えていることも関係していると信じています。』


一方、年の差で比較されるコメディアンの加藤茶(78)の妻である綾菜さん(33)の結婚に関しては、結婚発表当時のこちら側の余計な詮索が大きく外された事で感慨深い。
 


 

加藤綾菜(33)さんが、自身の誕生日と結婚10周年記念日を迎え、「カトちゃんだから10年苦しい事も乗り越えてこれました」と夫への思いをつづった。
 

● 年を忘れて恋をすること
当初こそその年齢差から「遺産目当ての結婚ではないか」などと揶揄された綾菜さんだった。


結婚当初は『保険金目当てじゃないか』などと猛バッシングを受け、1日に200件以上も誹謗中傷のメールが送られてきた。しかし近年では、2018年9月に加藤茶が入院した際に、綾菜さんが献身的に病院を訪れているといった報道が出るなどするたびに、徐々にそのような雑音は消滅。


代わって「もしかして良妻!? 」といった、綾菜さんを見直す声が相次ぐようになった。彩菜さんは過去、介護職員初任者研修に合格し、資格取得したと報告。

昨年6月には通信制の大学に通い始め、《やっぱり、初任者研修(ヘルパー2級)をとったなら1級(実務者)とって知識を深めたい》と資格取得に意欲を示していた。


「彩菜は夫の茶に『カトちゃんがこれから先、生きていくのに何かあったら私全部サポートしたいから』と打ち明け、資格取得を目指していた。

授業は1日8時間を週に2、3回受けたといい、『早く着いて、いい席をとって、先生に質問。そうしないと受からない』と、猛勉強したという。


《ドン・ファンと加トちゃんの女性を見る目の差が露骨に出てしまったね。彩菜ちゃんは本当にいい奥さんだよね》
《もはや加トちゃんの莫大な遺産が彩菜さんに相続されても、誰も文句言わないだろうな。本当に加トちゃんも大好きなんだろうね》
などといった声があがっている。


加藤茶の78歳の誕生日を祝う動画を綾菜がYouTubeに投稿したところ、コメント欄には「人柄良いし、努力家」
「素敵な奥さん」など、温かい声が寄せられるようになった。


綾菜さんは「応援してもらっていると思ったら、すごくうれしくて。ちょっとウルっとしました」。


加藤茶も「『綾菜さん頑張ってね』っていう言葉を見るとうれしいですよね。当初は色々言われましたけど、やっぱり彼女と結婚してよかったなって、今の自分がすごく幸せです」
と声を弾ませ
「普通のお年寄りのかたは考えないと思うんですけど、年を忘れて恋をすること、おすすめします!」と力説していた。


同じ年の差婚でも、大きく運命がかわってしまった加藤茶と野崎幸助さんだけれども、

『年を忘れて恋をすること』 と 『年を気にせずエッチすること』 のメッセージには共通している部分があると、ぼくには思えてしまうのだが。
 

参照:加藤茶「彼女と結婚してよかった…すごく幸せ」 妻・綾菜さんとの10年振り返る
      〝ドン・ファン妻〟須藤早貴容疑者が出演ビデオで語っていた「高飛びドバイ愛」