「SOOLIDE」というサイトで読んだ、『何年も気難しいお年寄りの対応をしたウェイトレス・Melina Salazarは、常連のお年寄りが消えた後に不思議な電話を受け取る。』という内容のエッセー(記事)がとてもよかった。まるで映画の中の物語でもよんでいるような気持ちになった。
Melina Salazarはテキサス州にあるLuby’sで働く中年のウェイトレスだった。単にウェイトレスなだけではなく、テキサス州の中でもトップのウェイトレスだった。
なぜなら彼女は元々、ウェイトレスになることを夢見ていて、現にその職に就いてからも仕事を愛して努力をしていた。
Salazarはあるスペシャルなポジションへ任命される。それは、Luby’sで最も気難しい顧客と対応する役だった。
気難しい客との対応は、ほとんどの人は尻込みすることだし、このような仕事を避けたいと思うだろう。特にある顧客は失礼で、他のウェイトレスたちはこの客からオーダーを取りたがらなかった。しかしSalazarだけは、他の人と同様に対応を続けていた。
その顧客の名前はBuck – Buckは89歳で、第二次世界大戦の経験者だった。そして彼はLuby’sの常連だった。全てのスタッフが出来るだけ彼を避けようとした。スタッフは、「彼がとても気が短く、スタッフに頻繁に失礼なことを言ってくる」と噂をしていた。
彼は、Luby’sで毎日昼食を取っていたが、残念ながら彼の評判は非常に悪く、誰も彼の担当になろうとはしなかった。Salazar以外は。
Luby’sに着くと、誰もBuckがすることを予想できなかった。どれだけBuckの料理をよく準備しても、彼は何か問題を見つけ文句を言っていた。
毎日SalazarはBuckの担当になった。それが約7年続いた。そのため、SalazarはBuckの料理の好みを把握するようになり、彼女はBuckに完璧なサービスを与えようと努めた。SalazarはBuckの好みにそうように食事を提供し、また、彼女はBuckを笑わせようとした。
これは難題だったが、Salazarは非常に優しい性格だった。彼女はBuckと話そうと常に努力していた。というところで興味を持たれた方は、話の続きはリンクをたどってぜひ全文を参照してみてください。
ぼくは、苦手な人や不快な人とは距離を取ろう・・・、関わるまいとしてきた人間だ。そして今後もそのスタンスは変わりそうにない。なので、本当にこのような話しを読むと、頭が下がる。人間としての器の大きさを彼女には感じるし、かなわないと思ってしまうのだ。
参照:何年も気難しいお年寄りの対応をしたウェイトレス、お年寄りが消えた後に不思議な電話を受け取る
