「有名女優の息子が覚せい剤の使用で4度目の逮捕」とのニュース。
それもまた、保釈保証金300万円を払うことにより、10月9日に東京・渋谷署から釈放になったという。



● 親としては、もう力及ばず
どちらかと言えば、『ああ・・・またバカなことをやってて、これは直らないな。』で、終わってしまう芸能ニュースなのだが、何故か「創」11月号では特集を組んで関連記事を含めると、20ページ以上の掲載を行っている。


今回の事件を受けて、息子・高橋祐也被告の母親である女優・三田佳子は、息子が犯した犯罪に対し、「親としては、もう力及ばずの心境です。この上は、本人ももう40手前ですし、自らの責任と覚悟を持って受け止め、そして罪を償って、生き抜いてもらいたい」と、異例のコメントを発表し白旗を掲げた。

 

さすがに、いくら母親とはいえ4度目はしんどいことだろう。
そして、三田佳子に対する批判の声も前回と同様に毎回あがる。

 

「裕也もバカなら、母親の佳子も似たようなものです。そもそも、彼が初めて覚せい剤使用で逮捕された時に、毅然とした対応をしていれば今回のようなことにはなっていなかった。裕也は逮捕されたことから、これといった正業に就いたことがない。小遣いは月に50~70万円。プラス親名義のブラックカードまで所有し、月に平均200~300万円も使用していたそうです。そのくせ、女遊びには目がなく、無職同然の身で結婚して子供までもうけているんです」(元ドラマ関係者)

 

● 元乃木坂46メンバーは愛人
この事件が発覚のきっかけというのが、焼肉店で一緒に会食をしていた女性元乃木坂46のメンバー(23)が絡んでいる。

 

9月10日、高橋はこの女性と渋谷区内の焼肉店で食事の途中、口論に発展。激昂した高橋は女性のスマホを破壊した。110番通報によって警察官が駆け付け、挙動不審な高橋に渋谷区内の病院で尿検査を受けさせたところ、覚せい剤の陽性反応が出たことから、翌日早朝に逮捕となったという。高橋とこの元乃木坂46メンバーは長らく愛人関係にあるという。

 

「愛人関係は2年ほど続いています。祐也くんは少なくとも1000万円以上を貢いでいた。祐也くんは彼女を母親(三田佳子)にも紹介したそうです」
(元乃木坂46メンバーの友人)

 

高橋祐也は2010年に一般女性と結婚。孫を授かった三田は2012年、「週刊文春」のインタビューで過去の息子の逮捕を振り返り、「ああいう経験があるから今がある」と前向きなコメントを残していた。しかし現在、高橋はこの妻と息子と別居中だという。

 

以前の高橋祐也の事件からかかわっている「創」の編集長でもある篠田博之氏は今回の事件に関して、『三田佳子の息子であることから、乱れた生活を芸能スキャンダルとして扱うばかりではなく、もう少し薬物依存についてきちんと取り上げてほしかった。それが報道の役割なのではないのだろうか。』と、述べている。

 

一方的な報道に片寄ることなく、多面的に報道するべきだという基本姿勢がたしかにマスコミには抜けていると思われる。

 

● 知り合いがパシリに使っていただけ
ぼくがもう1点、気になったのは彼と関東連合の関わりの件。
タイトルが『高橋祐也容疑者4度目逮捕、覚醒剤を渡した「関東連合関係者」に逮捕状』となっている記事もあるが、このニュースに続く関東連合関係者に関して書かれた記事が出てこない。

 

高橋祐也が一番最初に関東連合とのかかわりが噂されたのは関東連合の石元太一、伊藤リオンがかかわったトーヨーボール事件。東京都大田区のボウリング場トーヨーボール駐車場で関東連合と敵対する暴力団と間違われた男性5名が車で拉致され暴行、1人(寿司店員)が死亡した集団リンチ事件。

伊藤リオンは襲った23人のうちのひとりで当時17才、傷害致死容疑で逮捕されている。石元太一も特別少年院に2年間収容されている。そしてその犯人の暴走族が使っていた車両が三田佳子名義だった。

しかし、石元太一は著作「」不良録」で自分は三田佳子の次男とは一切の見識がない。彼は親から毎月何十万円も小遣いをもらっていたようで、それを知った知り合いがパシリに使っていただけと、述べている。
 

高橋祐也は2001年12月に手記「YUYA」を出版している。現在は絶版だが、その頃の彼が周囲に励まされ、自らも努力していく経緯がつづられている。「創」ではその本からも抜粋してかれの当時の心境を掲載している。
 

11月13日、母が来る。
久しぶりに会う母は、父以上に痩せていた。 (中略)

「仕事のこととか、悪かったね」
「拓也、こういうことが起きたっていうことを深く受け止めて心で感じなさい。私はあなたがしっかりしてくれれば、それでいいから」
「・・・・・・・・」
「世の中が私に女優を辞めろと言うのならいつでも辞めるわ。とにかくあなたは自分のこと、それだけよ、しっかりしなさい」
「ああ、しっかりしなきゃな」
母がこれで仕事を辞めるようなことになったら、やりきれない。
母と別れて部屋に戻る。
みんな気を使って内容は余り聞いてこないが、あんまり親を泣かすなと結構言われた


このような抜粋の文章をよんでいくと、彼もごく普通の感覚に思えてくる。
何はともあれ、5回目の逮捕がないように、高橋祐也は自分と戦っていくしかないだろう。


参照:二男4度目の逮捕で露呈した三田佳子の懲りないバカママっぷり

     三田佳子さん次男の高橋祐也君に20年間つきあってきた者として今回の逮捕に感じた痛み

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