「ゴーン・ガール」(原題:Gone Girl) 監督: デヴィッド・フィンチャー
2014年 キャスト:ベン・アフレック、 ロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリス
ひさびさに、ミステリー映画で『当たり!』と、思ったのが、ゴーン・ガール
という映画。
結婚5周年に突如姿を消した妻を捜す男が、警察の捜査やメディア報道
に追い込まれ、さらに妻殺害の疑いを掛けられてしまう物語を描くスリラー。
『男は結婚に夢や理想を描き、女は結婚に現実を見て自己保身の計算
に走る』
なんてゆう怖さを徹底して目の前に突き付けてくれる映画。
現にこの映画の感想で、夫婦で見た『kot*****』さんは「YAHOO!映画
のユーザーレビュー」にこんなふうに書いている。
「わたしはひたすら笑いを抑え、夫はいまにも震えだしそうな様子。いや、
胸がすく映画でした。」
と。
でもこの独特な深さと後味の悪さは、なぜかもう一度味わいたくなる中毒
性を持っている。
当映画の監督・デヴィッド・フィンチャーは『セブン』や『ファイトクラブ』、
そして『ソーシャル・ネットワーク』の映画を創っている。どれも傑作ぞろい、
というか、ぼくの大好きな映画で、また一つ独特な名作を監督はものにし
たといえるのではないか。
出演者の中では、行方不明の妻役をやった「ロザムンド・パイク」が、ダン
トツ光っていた。スッピンのまま、普段着を着ている彼女と、化粧をして
衣装もバッチリ決めたその変身ぶりも見事。
そして、もうひとり若くてセクシーな巨乳の女子大生が出てくるのだが、
彼女は出番が少ないものの、とてもプロポーションが良く美しい。
別の映画でもう一度見たい女優だ。エミリー・ラタコウスキーと言って
『ブレイク間違いなしのモデル』と11月に紹介している記事もある。
この映画、確かにあまり語りすぎると内容がばれてしまうので、むずかし
いところ。まだ見ていないで、見ようかな?と考えている方は、前情報も
何も頭に入れずに映画館に走るのが一番正しい選択のようだ。
PR:ゴーン・ガール 上 (小学館文庫)
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