むぅびぃ・とりっぷ-猪瀬直樹・中平まみ

週刊文春を買って、ぺらぺらページをめくっていたら、面白い文章が・・・・・・。


アルマーニの服を着て、髪にはパーマをかけて。いつもシャネルのエゴイスト
という香水を使い、それをシュッシュッしている。凄いナルシストで、私から
したらいちいちが「え!?」と思うコトばかりでした。


一体誰の事とおもいきや、記事のタイトルを探せば、猪瀬直樹都知事のことだった。
ところで、冒頭で猪瀬の面白い個性を表現していたのは、作家の中平まみ氏。
彼女の父親は、「狂った果実」で知られる映画監督の中平康(こう)氏。


猪瀬氏は交際中、中平さんに電話で卑わいな言葉をかけたりしたこともあったとい
う。また、この年の10月10日には、猪瀬氏は、中平さんの実家の車を運転して横浜に
デートに出かけ、バーに寄った帰りに高速道路を飲酒運転した。そして、前方の
追突事故で急ブレーキをかけた車を避けようとして急ハンドルを切ったため、中央
分離帯に激突し、フロントを大破させた。しかし、警察に連絡せずに車で去った。


でも、20年以上前の話しになるなので、「何を今さら」という感じも大きい。
本人は、「酷い内容である。法的手続きの準備に入っている。すべては弁護士に
任せてある」と、語っている。ところで、再び、中平まみ氏の告白。


じつは私、猪瀬氏をモデルとした小説を雑誌で発表したことがあるんです。「ポラン
スキーも小男(チビ)だけど」(『野生時代』九五年十二月号)と「眠れぬ夜の羊たち」
(『週刊小説』九七年五月三十日号)の二本。
あんな変な人はいないのでこれは小説にしないと、と思ったのです。


2度も小説で描いたというのだから、よっぽど変わった男なのだろう。
週刊誌の記事の最後に彼女はこう言っている。


私が観た猪瀬氏はこずるくて、自己保身ばかりの男。そんな人に、はたして人心
の為に身を捧げるような仕事が出来るのでしょうか。私はいま、多くの方にそう
問いかけたいのです。でも、「そのこずるくて人間性を疑う男とある一定期間、付き
合ってたわけだよね?」と、ぼくとしては彼女の人間性にも疑問がわいてくるが。


参照:猪瀬都知事に20年前の「スキャンダル報道」 「酷い内容」「法的手続き中」と反発

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