橋下徹の「慰安婦」に関する発言、その発言がどのような意味を持ち、どこに
考え方の間違いがあるかはともかくとして、一つの大きな疑問。
「橋下徹は、本当に政治家として活躍をしたいのだろうか?」
そこがわからない。


でも、一つ言えるのは、彼は注目されることが、とても好きだということだ。

それが、どんな非難を伴おうが・・・。そして、今回も『自分の事でみんなが騒い

でくれる』という一点では大成功である。


木曜日というのは、週刊新潮や週刊文春の発売日で、その2誌とも、橋下徹を

大々的に取り上げている。


週刊新潮は『橋下市長「慰安婦発言」の是非を論じる』という 櫻井よしこの論説と
『「戦争と慰安婦」史実の検証』という記事が載っている。副題は『第二次大戦
から朝鮮、ベトナム、湾岸戦争に 至るまで、戦史に記されなかった舞台裏の暗部が
ある。戦勝国、敗戦国が共に目を つむってきた「戦場の慰安婦」』。これは長い。

週刊文春は『ドキュメント 維新壊滅 “慰安婦辞任”へのカウントダウン 橋下徹
の断末魔』という特集で、8ページにて掲載。
さらに、「週刊藝人春秋」という連載で水道橋博士が、エッセーを橋下に関して2ペー
ジ書いている。水道橋博士は、芸能界でトップ級に文章がうまい。

また、「新聞不信」というタイトルの連載でも、『旧日本軍を侮辱する橋下発言』
というタイトルで書いていて、「THIS WEEK」というコラムの中にも出てくる。

橋下徹の記事は文春で11ページ以上にも渡る。


全ての記事が、橋下徹批判を書いているのだけど、ここまでページをさいている
ところを見ると、ネットで2チャンネルが炎上しているときを思い出させる。
文春は、完全に『橋下徹・祭り』で大はしゃぎの状況だ。